今年初万馬券と藤井勘一郎騎手引退セレモニー、石橋脩でフェブラリーステークスを当てたかった俺。

今年初万馬券と藤井勘一郎騎手引退セレモニー、石橋脩でフェブラリーステークスを当てたかった俺。

土曜、とりあえずの最後の気持ちで東京競馬場へ。
先週からわりと調子良くて、何の不安もなく気楽に打ってた。
4レースのメイクデビューで初万券ゲット。
間違えて買った気がするのだが、改めて考えると勝馬の2シークレットマター7番人気と、6ダイアドリーム1番人気が良く見えたのだろう、買い目はこんな感じだった。

馬連 2-5、2-6、6-15
3連複 2-5-6、2-6-15、5-6-15

他に3連単が何点かあった気がする。
ワイドまで追っかけようと思ったが、点数が多くなるのでやめた。
ちなみに、2-5はワイドでも10,050円でギリ万券。
今年初の万券となった馬連は34,560円と並び数字だった。
フェブラリーステークスのゲストが、阿部一二三と阿部詩の兄妹とわかっていれば、一二三から連番、兄弟の騎手てことで…
フェブラリーステークスの3連単は、9ペプチドナイル藤岡佑を含む、7-8-9、8-9-10、9-10-11となり、見事3連複、3連単ゲットでそれぞれ、197,060円、1,530,500円となっていた。
ちなみに、阿部一二三からの連番は、競馬好きの上司からレース後に送られてきた。
上司はなぜか8セキフウが気になり、3連複をゲットしたらしい。
たぶん、熱発後で頭の回路が変な風に繋がっていたのだろう。
この場を借りておめでとうございます。

初万券に気を良くしててわけでもないけど、同行してた編集長にお昼ご飯をご馳走してみたり、祝儀を出してみたり…
祝儀は後で半分返ってきたのだけど…
編集長は京都牝馬ステークス的中させたからね。
春のような陽気の中、お昼休憩の終わりを待ちながら指定席でウトウトしかけてた。
そしたら、ターフビジョンで藤井勘一郎騎手の引退セレモニーが流れてきた。
言葉ではとても言い表せない気持ちになった。
この人のファンは最高だったろうな。

我が広島東洋カープの野村謙二郎は、引退セレモニーで…

「今日集まってる子どもたち、野球はいいもんだぞ。野球は楽しいぞ。」

と語ったが、それを思い出した。
その当時は、このおっさん何を言いよんなら?と思ったけど、この歳になると素晴らしいスピーチだったと思う。

JRAさん、公式に永遠にこの引退セレモニーを見られるようにしてください。
何かを見失いそうになった時、苦しい時、好きなものがわからなくなった時に見たいのです。
藤井勘一郎騎手のスピーチを、JRAのホームページより一部引用させていただきます。

「今までの競馬人生を通じて様々な世界を見ることができ、一流のホースマンやジョッキー、馬たちと出会うことができました。家族をはじめ、皆様の温かいサポートがあってこそ、私はここまで来ることができました。」

「最後に、もし私の子どもたちが将来、競馬の世界に進むことがあれば、温かく受け入れていただければと思います。」

「競馬は素晴らしい世界であり、私が感じたように多くの学びや喜びが待っています。改めて、皆様のサポートに心から感謝いたします。今この瞬間を味わえて最高の気分です。競馬が大好きです。ありがとうございました。」

3つに分けさせていただきました。
困難に遭いながらも感謝を忘れない心。
子どもたちに騎手に限定せず、競馬界を目指すことになればという親心。
最後の競馬愛。
この人は心からそう思ってるんだろうなと感じた。
我々ファンもなんて代表したようなことは言えないけど、私も競馬を通して多くの学びや喜びを持ち、競馬が大好きと言えるようでありたいと思った。

人をこんなふうに変えていく。
改めて競馬は素晴らしいと思った。
博打打ちは、自分だけが良ければ良い世界。
競馬は博打だけじゃない、人が学び、喜び、分かち合える世界。
そんな競馬を残してくれた先人に感謝。
達人の技は殺さず活かす。
藤井勘一郎元騎手のこれからの活躍が楽しみだ。

さて、フェブラリーステークスだが…
正直、熱発後の体調があまり良くなく回避予定だった。
しかし、日曜の朝に編集長からメール。

「9時半には着くよ。」

ときたら…

「了解。」

すぐさま入場券をゲット後、QRコード分割し送る。
サキ・ヴァシュタールが指揮を取るなら、そこはエリア88で傭兵が集う。
編集長が競馬場に行くなら、そこはエリアG-ZEROで俺も参加だ。
傭兵の魂まで雇った指揮官と評されたサキ。
ビールを飲みながらタマキンを触っているという噂の編集長。
負け戦とわかっていても、戦う前から負けることを考えてない。
勝つために戦う2人である。
※一部、事実と違う妄想が混じってます。jokeなので怒らないでね!実際の編集長は北村一輝似という噂です。

人をかき分け、なんとか馬が見える位置まで進む。
パドックを周る馬の中で一頭だけ抜けて見える。
おもわず、西尾季隆を思い出すくらいバツグン。

「pirocksどうよ?」

「9番やね。」

「だよなあ。」

「抜けてるね。」

9番ペプチドナイル。
これは…伝説の編集長のモノマネ出ちゃう?

「いいか、みんな。アミノ酸まとめてドン!それがペプチド。」

「アミノ酸まとめて…ドーン!」

他はカラテが良く見えた。
ドンフランキーは元気良さそう。
ウィルソンテソーロも良さげ。
ペプチドナイルから少し買い足して馬場の方へ。
前日に考えたら最終結論は朝イチで購入済み。
5-9-10、オメガギネス、ペプチドナイル、タガノビューティーだった。
パドックを見た後、心の本線はペプチドナイルとタガノビューティーのワイドだった。
なぜか石橋脩で馬券を取りたかったのだ。
平場で穴を取らせてくれてるイメージの石橋脩。
大きな舞台はなかなか縁がないが、ここはチャンスなのではないか?
名手、実績馬に一泡吹かせられるんじゃないか?
ベストを尽くし、後一歩と悔しがる石橋脩と同じ気持ちになりたかった。
別にファンじゃないんだけどね。

レースが終わった。
馬券を編集長に見せる。

「ん?ワイド当たったんじゃん?」

「いや、交わされたやろ?当たってても安いよ。」

「んなことねぇだろ?残ってるよ。」

「んぢゃ最終やろか?」

「行くか!」

パドックの方へ歩き出す。
その時、歓声が上がり振り向く。

確定
1着 9
2着 7
3着 8
4着 10
5着 11

ペプチドナイルが勝ち、ガイアフォースの長岡騎手と杉山厩舎コンビがまたフェブラリーで大仕事、速いペースを読み切ったか?武豊とセキフウが上がり最速で3着。
ガイアフォースからタイム差なしの、クビ、ハナで石橋脩とタガノビューティーだった。
俺の馬券は外れたが後悔も悔しさも何もない。
後方から上がり最速でどこまで届くか?なイメージだったけれど…
石橋脩と武豊のハナ差。
勝負をかけて早め、腹を括って後ろから。
誰も悪くない、展開のアヤだろう。

速いペースを前目で押し切った藤岡佑介とペプチドナイル。
強かったねぇ。
パドックもバツグンに見えたし、調整がピタッと決まったんやろね。
G 1に渾身の仕上げをしたチームの勝利。
この後は海外組に負けない走りを期待したい。

ペプチドナイルおめでとう!

まとめて…ドーン!

pirocks

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