エピファネイア論考

エピファネイア論考

アホなのに堅いテーマを持ってきて、馬券外しすぎて気が触れたか?

「このありさまになってなお…顔色が良いようでは…外れていった馬券に申し訳がたたんだろ?」

そんな、ゲイリーマックバーン気分だ。
ゲイリーマックバーンて誰?と思ったらすぐにエリア88を読め!
亡国の空に描かれた男の尊厳と浪漫。
あなたが男なら頬を、女なら股座を濡らすこと間違いない。
シンエンペラーのシンは風間真のシンだ!
ミッキーと言ったら、サイモンだ!
キムと言ったら、ハリアーだ!
遊びはこの辺にしといて本題へいくか…

京成杯オータムハンデの終わった後にSNSで見かけたものがある。
「エリカエクスプレスの敗戦で、ラップ、血統派は距離延長を勧められるのかな?」
それに対して、1,800までだろうとか、1,400だとかコメントがついてた。
確かにラップ系の人は距離延長て言うだろうなと思う。
気性的に短い方がレースはしやすいんだろうが、速い脚がない以上は距離延長だろう。
なんていうか、ショットでは飲めないが、カクテルにすると良いみたいなかんじ?
12秒前半は連発は鍛えればできるかも?
でも12秒を切るようなラップは刻めないかも?
スピードは先天的でスタミナは後天的なものだろうし。
馬体的に見るとそんなことはないのかもしれないけどね。
それを数値化するなら、骨量と筋肉量とか解剖して調べるしかないのかなる
馬体を見る人的には、馬体と気性で距離は持たないと見てるのだろう。

血統的にはどうだろう?
takuさんの見立てではC/Tなら中距離。
エリカエクスプレスの父エピファネイアはミオスタチンT/T確定だったと思う。
母父GalileoもT/T確定だったと思う。
ミオスタチンは父と母からなので、残りの母母にCがあるか問題。
これは俺のなんとなくのイメージで申し訳ないが、母母はリナミックス肌にアナバー。
リナミックスは、仏2000ギニー馬で英ダービーは9着。
産駒は仏2000ギニー、ジャックルマロワ賞、凱旋門賞、ガネー賞など。
まあC/Tで良いんじゃないかな?
アナバーは、ジュライカップ、モーリスドゲスト賞とマイル以下の活躍馬。
産駒は、なんといってもゴルディコヴァだろう。他には中距離での活躍馬もいる。
C/Cかはわからないが、C持ちは間違いないだろう。
さて、エリカエクスプレスの母エンタイスドはC持ちだろう母にT/TのGalileoてことは…C/TかT/Tだな?
ここで新たな情報が!エンタイスドは同血に愛ダービーと英セントレジャーのカプリがいて障害用種牡馬になってるとか…これは…
そして、エンタイスド産駒を調べると…
上に父ジャスティファイのダノンケイツー、下に同血のミッキーマーメイド。
みんな460キロくらいなんですけど…
下手こいたらT/Tなんじゃない?
ジャスティファイはともかく、エピファネイアと配合し続けると永遠にT/Tしか出てこない…

例外は置いといて、基本的には馬体重の軽いのがT/Tで重いのがC/Tだろう。
俺がこれについて初めて意識したのは、ディープインパクトの菊花賞後に編集長が、「来年もっと肉がついて480くらいなるとなお良いのだろう…」みたいなことを言ってて、そうかもなあと思っていたが、けっきょくディープインパクトは440前後で走り続けた。
後に、ディープインパクトがT/Tと聞いて納得。
そりゃ瞬発型の馬なら460キロ以下てのは考えにくいもんな。
その事から、過去の名馬の距離適正を考える時に馬体重を見る。
おそらく各型の平均は、T/Tなら460あたり、C/Tなら490で、C/Cは520くらいじゃないのかな?
メジロマックイーン、ミホノブルボン、ビワハヤヒデあたりはC/T。
ナリタブライアン、ライスシャワーはT/Tかな?
こんな話は前にも書いたか?

まあけっきょくは、マラソンランナーと短距離走者の違いて思うとけばええんやないかなと。
人間なら、同じカテゴリーで走ることはないやろうけどね。
どっかで見たか忘れたけど、T/Tは短距離で出遅れる的な話も納得。
そらマラソンランナーが短距離走者と同じスタートは切れんやろ。
気性、タイミングの問題があったとしても、出遅れてからリカバリーが速いのはC持ちやろ。

長くなってきたんで無理やりまとめると…
馬体、気性は目に見えないので、距離適正を考える時は、見えているミオスタチンと馬体重が指標になるのではないかと思ってる。
あ、話は変わるが8代血統でわりと話題になるエイシンワシントン問題だが、馬体重で考えるとデビューが476で、最後の伝説のフラワーパークとのスプリンターズSが500キロ。
C/Tで良いんじゃないかな?気性面で短距離を陣営が選択したと。
その辺の話を始めると、サイレンススズカ、エイシンヒカリ、ジャックドール、メイショウタバルなんかを思い浮かべる。
もう武豊に乗せて聞けよ!て感じ。
次点で横山典弘やろ。

なんでこんな話を始めたかと言うと、ビザンチンドリームの快走に、「貯めて貯めて切れる!本番も良馬場で!」みたいなのを見かけて、馬場はともかくT/Tなんやろうし、末脚がすごく見えたらディープインパクト現象なんやろなて。
なんとなく、その馬のペースで一定に走らせ続けるのが好走条件な気がする。
高速巡航型ステイヤーが、エピファネイアなんだろう。
相対的な走りではなく、自力で地力勝負がええんやろ。
いろいろと考えていくと、エピファネイア産駒は気性的に矢沢永吉型の競馬があってるんじゃないかな?
キツイ旅とわかっていて、それでも止まらないぜと長距離ツアーへ。
やられてもやられても立ち上がり、最後に落とし前をつける。
エピファネイア産駒推しの人はタオル持って、ゴールしたら投げよう。

ま、距離適正なんてのはけっきょく人の意識なのかなと思うな。
目の前の馬から考えないと!とするなら、まずは馬体重やろうし、ミオスタチン調べろって話やし。
名伯楽、名騎手てのは、経験と勘でその馬の理想像を描けるんやろうけどね。
人も馬も出会いと縁が大事ってことやね。

pirocks

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