中山牝馬ステークス
ランブリングアレー（ディープインパクト×ブルーミングアレー by シンボリクリスエス）牝・16生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：４ 結：６ 土：４ 弱：３ 影：３ 集：３ 質：４ 再：３ SP：４ ST：３ 特：０
合計：（37/60）点 クラス：3B
Ⅱ 日本適性：〇 成長力：□
Ⅲ 距離適
芝：S △ M 〇 I □ C × L ×
ダ：S × M □ I △ C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：□ 重馬場適性：〇
Ⅳ 開花率：低め 成長型：普通
〇 短評
主導は、Hail to Reason４×５及び、Lphard４×５の系列クロス。この両者の影響が拮抗したのが、この配合の限界点だと言える。また、優秀な配合であった父母の血の流れを断ち切ったのも惜しまれる点である。反面、これといった弱点も無く、主導内充足率も比較的良好。更に、安定感のある影響度バランスと、開花した際には、詰めの甘さこそ感じさせるものの、安定感のある競馬を見せる事ができる配合だと言える。本質は、芝向きのマイル～中距離タイプ。米系の影響からダートも慣れればこなせ、重馬場は比較的得意なタイプだと言えるだろう。蛇足だが、この母にはシルバーステートとの、相性が良い事を付け加えておきたい。
金鯱賞
ギベオン（ディープインパクト×コンテスティッド by Ghostzapper）牡・15生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：６ 結：３ 土：３ 弱：１ 影：２ 集：４ 質：４ 再：２ SP：４ ST：３ 特：０
合計：（32/60）点 クラス：2B
Ⅱ 日本適性：□ 成長力：△
Ⅲ 距離適性
芝：S △ M 〇 I □ C × L ×
ダ：S □ M △ I × C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：□ 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：普通 成長型：早め
〇 短評
主導は、Turn-toを伴うHail to Reason４×６。父母の世代間の問題が大きい配合で、父の主導であるAlmahmoudやBlue Swordsが世代ズレをを起こし、また母の主導であったMr.Prospectorがクロスしないなど、配合的妙味に乏しい父母の組み合わせだと言える。反面、主導は比較的明瞭で、RomanやPharamond(=Sikle)のスピードには良さがある配合で、全体のクロス馬が評価に値するレベルでは無いものの９代目までに36という少なさから、開花は早いと言える。本質は芝向きのマイルタイプで、ダートや重馬場は無難にこなす。
フィリーズレビュー
シゲルピンクルビー（モーリス×ムーンライトベイ by High Chaparral）牝・18生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：７ 結：４ 土：３ 弱：１ 影：３ 集：５ 質：４ 再：３ SP：３ ST：３ 特：０
合計：（36/60）点 クラス：2B
Ⅱ 日本適性：△ 成長力：〇
Ⅲ 距離適性
芝：S × M □ I 〇 C □ L ×
ダ：S × M □ I × C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：□ 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：普通 成長型：早め
〇 短評
主導は、Northern Dancerを伴うSadler’s Wells４×３。次いで、Danzig.Nashua.Hail to Reason-Turn-to.Never Bendで血統を構成。血の濃さはあるものの、この主導は有効で、その父Northern Dancerを血統の４ブロックに配した為、血統をかなり強力にリードしている。また、やや間接的な結合に頼る部分が多いものの、欧州系の血の連動力も悪くはない。反面、Victoria Parkといった加系の血や、Princequilo系の連動の弱さはこの配合の限界点だと言え、切れ味に劣る可能性は否めない配合だと言える。本質は芝向きの中距離タイプ。ダートや重馬場はやや不得手か。
(taku.O)
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