重賞勝ち馬評価 ローズステークス【アンドヴァラナウト】 セントライト記念【アサマノイタズラ】

重賞勝ち馬評価 ローズステークス【アンドヴァラナウト】 セントライト記念【アサマノイタズラ】

ローズステークス
アンドヴァラナウト(キングカメハメハ×グルヴェイグ by ディープインパクト)牝・18生
有効世代数:10代目

Ⅰ 主:7 結:6 土:4 弱:2 影:3 集:5 質:3 再:5 SP:3 ST:4 特:0
合計:(42/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M □ I 〇 C 〇 L □
ダ:S × M □ I □ C △ L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低め 成長型:遅め

〇 短評

ドゥラメンテ(1A)7/8同血。主導は、ドゥラメンテと同じくHornBeam6×5の系列クロス。次いで、Lady Angela、Almahomud。主導の明確性においてドゥラメンテと比較すると、サンデーサイレンスが一代後退した事により、Almahmoudの影響が弱まったのがプラスに作用している。反面、サンデーサイレンス内のスピードの再限度はほぼ同様であるものの、その血が一代後退した事により影響力が弱まり、ドゥラメンテ程のスピードは持ち合わせてはいない。しかしながら、母父内のウインドインハーヘアの細かいスタミナの血であるMieuxceや、父内Gold Bridge等隠し味的な血の生かし方にかなりの良さがある。Princequillo系の結合やKsar等の仏系のクロスの連動が非常に弱く、また、ドゥラメンテにおいて弱くはあるものの、Almahmoud内Fair Playにより主導勢力と連動させたMan’o War等の米系が、当馬の配合では完全に離反し、この部分は大きく劣る。この結合の弱さが当馬の血統上の限界点と言える。とは言うものの、総合的にはかなり良くできた内容で、芝12Fの克服も十分に可能。前面のクロスがHyperionの流れを汲むものが多く、上位レベルにおいては、切れ味には劣るものの長く脚をつかうタイプ。本質は芝向きのクラシックディスタンスに向いた血統構成。

 
セントライト記念
アサマノイタズラ(ヴィクトワールピサ×ハイタッチクイーン by キングヘイロー)牡・18生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:8 結:5 土:3 弱:1 影:3 集:4 質:3 再:5 SP:4 ST:3 特:1(主導牡牝を通じたクロス)
合計:(37+1/60)点 クラス:3B+
Ⅱ 日本適性:〇 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S △ M 〇 I 〇 C △ L ×
ダ:S □ M 〇 I × C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:普通 成長型:早め

〇 短評

主導は父の傾向を引き継ぎHalo4・5×4の系列クロス。この主導は、Mr.Prospectorの結合アシストを受け明確な主導として機能している。また、影響度バランスも(7-8-9-3)と良くバランスがとれている。惜しむらくは、これといったスタミナの核の作成できなかった点や、スタミナや底力に繋がるRialto.Prince Rose等の離反や、弱点を派生した点か。また、血の集合がやや曖昧になった点も惜しまれる。とは言うものの、主導内充足率は高く、仕上がった際は鮮やかな競馬を見せるタイプ。更に、日本向きのスピードに恵まれた配合であり、父と母父の相性の良さを生かした配合だと言える。本質は、芝向きのマイル~中距離タイプ。ダートはこなせるが、重馬場はこなせる程度。距離適性の幅は比較的広いタイプ。

 
(taku.O)
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