注目馬評価 キャルレイ

注目馬評価 キャルレイ

キャルレイ(ハービンジャー×エポキシ by ディープインパクト)牡・19生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:8 結:8 土:3 弱:3 影:3 集:4 質:4 再:5 SP:4 ST:4 特:0
合計:(46/60)点 クラス:1A
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:◎
Ⅲ 距離適性
芝:S × M □ I ◎ C 〇 L □
ダ:S × M △ I △ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:△ 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:低め 成長型:晩成

〇 短評

主導は、Danzig4×4の系列クロス。次いで、Lyphard5×5。この両者は、血統全体で6連存在する、その父Northren Dancerにより強固に連動し、連合勢力といってよい動きを見せている。次いで、Sil Ivor6×6、Crepello6・8×6、Red God7×5、Hail to Reason7×5の系列クロスによって、血統を構成。そのスピード・スタミナを補給するだけでなく、欧米系の結合のアシストをしっかりと行った点が最大のストロングポイント。また、7代目以降でクロスを形成する、Petition.Tom Fool.Roman.Alibhai.Djbelも連動させ、これといった弱点も無く、影響度バランスも(7-9-9-10)と整っており、非常に隙が少ない血統構成。惜しむらくは、血の集合がやや散漫になった点で、詰めの甘さを感じさせる点か。とは言うものの、同父産駒としてはこれ以上望むべくもない母との配合であり、またスピードに恵まれた配合であると言える。今のところ同父産駒の最高傑作であると言って差し支えないレベルの優駿である。64というクロス種の多さから、開花には時間がかかると想定されるが、開花した際には非常に迫力ある競馬を見せる事ができるだろう。本質は芝向きの中距離~クラシックタイプで、距離適性の幅はかなり広い。ダートは不得手で、重馬場はこなせる程度。是非無事な開花を望みたい名配合である。

 
(taku.O)
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