注目馬血統診断 ヨカヨカ

注目馬血統診断 ヨカヨカ

ヨカヨカ(スクワートルスクワート×ハニーダンサー by Danehill Dancer)牝・18生

有効世代数:9代目

 

Ⅰ 主:6 結:4 土:4 弱:1 影:3 集:4 質:3 再:3 SP:4 ST:3 特:0

合計:(35/60)点 クラス:2B

Ⅱ 日本適性:〇 成長力:□

Ⅲ 距離適性

芝:S □ M 〇 I △ C × L ×

ダ:S 〇 M △ I × C × L ×

芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:□

Ⅳ 開花率:普通 成長型:早め

 

〇 短評

 

主導は、Natalmaを伴うNorthern Dancer5×4・5。次いで、Turn-to.Never Bendの系列クロス。この主導は、比較的明確に見えるが、父母が抱えるWar Relic-Man’o War.Count Fleet等の米系や、Gold Bridge.Mieuxce等の欧州系の結合がはかられていない点から見て、主導としての役割に限界を抱えている。この部分が、端的に当馬の配合としての限界点となっている(ただし、これはヨカヨカの問題では無く、父スクワートルスクワートが、欧米系の混合した血統構成でありながら、それらを束ねる血であるHail to Reason.Dumascus.Buckpasser等の血を持たない為であり、種牡馬としての難しさを端的に示している。強いて言えば、Mr.Prospectorだが、スクワートルスクワートは、ほぼ同等に欧州系も強くMr.Prospectorだけでは不十分である。理想としては、Mr.Prospectorの中間断絶による結合アシストを行い、Bold Commanderを主導に据えたい所)。加えて、弱点も複数抱えたのもマイナス。それでも、Princequillo-Prince Roseのスタミナを、Papyrusを通じRibotと連動。そのRibot内のPharosを通じてNorthern Dancerと結合させたのは幸運。更に、前述のTurn-to.Never Bendのスピードを加え、土台構造Pharos(=Fairway)24連からくる血の流れや、影響度バランス(8-3-7-8)から来る、安定感は魅力。難しい同父産駒としては比較的、良くできている。従って、ただの早熟タイプでは無い。本質は、芝・ダート兼用のスプリント~マイルタイプ。重馬場は無難にこなす。

 

(taku.O)
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