2:24.7!全日が泣いた!コントレイル物語 第一章 競争編完結

2:24.7!全日が泣いた!コントレイル物語 第一章 競争編完結

この秋、何度素晴らしいレースだったと書けばいいのか…
ジャパンカップも素晴らしいレースだった。
主役はコントレイルと福永祐一。
他の馬はみな脇役だった。

そんな言い方はないだろ?
他の馬も主役だろ?

そうだね。
でも、俺にはコントレイルと福永祐一しか見えなかった。
馬券?
そんなことはどうでもいい。
ただ、先頭でゴールを駆け抜ける馬だけを見ていた。

すいません。
少し嘘をつきました。
1000メートル通過が1:02.2くらいだったかな?
向正面で捲って行った赤い帽子が、グランドクローリーとデムーロ弟だったら…
レース後に思いました。

G-ZEROレディオで見つけたオリンピックサイン。
結果は5着のグランドクローリー。
何回かやれるなら、馬券になっていたのではないか…
その思いは消えません。

ただ、勝馬は何度やっても、コントレイルだったと思います。
枠番がJRAの忖度だ!
なんて言う人もいるかもしれませんが、運を引き寄せるのも強さ。
忖度されて勝てるようなものなら、みなG 3のハンデ戦みたいになるでしょう。

ここは府中だぜ?
ライブハウス東京競馬場へようこそ!

これが無敗の3冠馬だぜ?
この強さをその目に焼き付けて帰れよ!

終わってみれば、コントレイルとそれ以外のジャパンカップ。
そんなことを言うのは、恐れオーソリティことだと思いますが、レース後のインタビューを聞くと、自分との戦いだったのかなと。

レース後のインタビューは素晴らしかった。
ぜひ皆さんにも見てほしい。

次のキャリアに無事に送り出すことが使命だと思っていた。

関係者各位への感謝の言葉。

この馬と出会えたこと、この馬の強さを見てほしかったこと。

他の3冠馬と違って、3000メートルこなせるような馬ではなかったこと。
1200メートルでも勝てるような馬にも作れただろうこと。
それをクリアできるように、関係者と過ごしたこと。

次は産駒で。

ピロ的要約、うろ覚えで申し訳ない。
グリーンチャンネルと民放で内容が少し違うみたいだが、是非グリーンチャンネルのやつを全文書き起こして残したいくらい。
そこには、何度でも読み返したい物語があった気がする。

コントレイルの全てを表現することはできなかったのかもしれない。
それでも、その強さを余すことなく表現しようとした福永祐一。
その出会いと経験が、また福永祐一を大きくするのだろう。

日本競馬とは武豊だ。
そう思っているが、武豊は騎手として競馬人生を終えるかもしれない。
是非、福永祐一には調教師になって競馬人生を送って欲しい。
そして、世界に通用する馬ではなく、世界で勝てる馬を作って欲しい。

無敗の3冠馬の背中を知る男には、競馬界に対して責任がある。
武豊は日本競馬を発信し続け、福永祐一は日本競馬をさらに上の段階へ。

日本競馬の未来は明るい。
コントレイルの走り、福永祐一の笑顔の涙。
日本人で良かった。
日本競馬ファンで良かった。
多くの人がそう感じたのではないかな?

コントレイルに物差しはいらない。
コントレイルは強い。

東京競馬場2,400メートル。
日本で1番強い3歳を決める日本ダービー。
世界で1番強い馬を決めるジャパンカップ。
そうあって欲しいね。

競馬は速さを比べるのではなく、誰が1番強いかを決める競争なのかもね。
タイムや相手関係でなく、強い馬が勝つ。
もちろん、強い馬は速いけどね。

無敗の3冠馬の責任と矜持。
この目で見させてもらいました。

ありがとうコントレイル!

pirocks

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