大阪杯とJRA競馬博物館

大阪杯とJRA競馬博物館

JRA博物館にマルシュロレーヌの、ブリーダーズカップ着用ゼッケンが展示されてるというので行ってみた。

蔓延防止開けて、博物館の展示物も触れるものが増えてた。
ゲートのやつとか、血統のやつとか、映像のやつとか。

御目当ての展示にたどり着き、ひと通り見た後、職員の方に写真を撮っていいか確認してパシャり。

少し汚れてるゼッケン。
これはアメリカのダート?
海の向こうで歴史を刻んだ跡だ。
これは日本競馬遺産だろう。

すごいな、すごいなと心の中で繰り返しながら、ラヴズオンリーユーのゼッケン、エフフォーリアの有馬記念ゼッケン、シャフリヤールのダービー使用鞭などをパシャりしていく。

興奮気味に階段を降り、殿堂の方へ。
柱にポスターが…

「淀を愛した、孤高のステイヤー」

やっぱかっこいいな。
おっ!あそこの柱には…

「帝王は、皇帝を超えたか。」

何度見ても男前やのう。
ヒーロー列伝のポスター欲しいのう。
さて、サクッと殿堂馬見て、大阪杯買いに行こ。

トウショウボーイ、テンポイント…
ん?ワカクモのラインで残ってる馬いなかったっけ?
父系はないやろうけど、母系に残ってれば、タニノフランケル種馬になったし、ウオッカのラインと重なることないのかなあ…

ん?テンジンオーカン?あれは牡馬だから…
母のワカオーカンのラインで…
椅子に座ってJBISのサイトを開く。

おっ、ホリスキーでワカセイウンにテイエムオペラオーでテイエムボッケオゴてのがいるじゃん!
G-ZERO血統データベースで仮想配合、8代までさくっと見る。

すぐtakuさんにメール。

「これいけるよね?」

「いいですね。この馬が繁殖に上がってれば…1Aありますよ。」

くー、残念。
夢見るだけか…
皆様がtakuさんにお願いしたら、トウショウボーイとテンポイントが重なる次元の解説が上がるかも?

博物館の次の展示は…
ん?馬の絵だ。
会期のうちに絵を描いていくらしい。

「長瀬智之展 肖像画に生きる 永遠の名馬たち」
4/23から8/28までとのこと。
なかなか面白そうなので皆様も是非!

そして大阪杯。

初G 1のキングオブコージ。
条件戦から追いかけていたし、骨折がなければと思う。
山本か吉川かわからんが、王様のコージを買わないわけにはいかない。
とりあえず、がんばれ馬券購入。
このために来たまである。

パドックのスクリーンで阪神のパドックを確認。
さすがG 1、どの馬も良く見える。
その中でも…アカイイト、ステラリア、レイパパレあたりか?
迫力は感じないが、編集長推奨のポタジェも悪くない。
ジャックドールはちょっと入れ込み気味か?

エフフォーリアは…
胴が長くなった?
春天に行った方が良い?

前日予想したエフフォーリアからの馬券を購入。
負けても良い3連複にした。
弾があれば、エフフォーリア頭固定の3連単買ってたと思う。

先週のドバイの結果を見たら、シャフリヤールと次にやるまで、エフフォーリアには負けて欲しくない。
競馬に絶対はないが、絶対に負けて欲しくない。
もし、万が一があるなら、物語として続いていきそうなジャックドール。
もしくは牝馬。
負けたとしても馬券内。
そんなふうに思ってた。

ゲートが開く。
川田とレイパパレが好スタート。
国分アフリカンゴールドはそんなに速くない。
ジャックドールはどうする?

藤岡ジャックドールは引かない。
国分アフリカンゴールドは行かない。
川田はアフリカンゴールドに行かせて絶好の3番手か。

エフフォーリアも出たが、隣の松岡とウインマリリンが寄ってくる。
引いたところに、その隣のポタジェまで前に。
ポタジェは楽に好位置に。

その後ろ、わりと開いてるとこに黄色帽子2頭。
武豊アリーヴォと池添謙一ヒシイグアス。

ここまでで決まったのかなと思う。

1000メートル通過が58.8。
12.3 10.3 12.0 12.2 12.0。
2ハロン目が外から来られて対抗したところなのかな?
ジャックドールがオーバーペースだったかはわからないが、勝馬と0.5秒差の5着をどう考えるか?

9レース2勝クラスのハンデ戦明石特別が、1000メートル通過60.5で勝ちタイム1.59.2。
大阪杯に当てはめると、10着アカイイトが同タイム。
大阪杯の勝ちタイムは1.58.4だ。

明石特別 
12.5-11.5-12.1-12.1-12.3-12.2-11.7-11.3-11.7-11.8

大阪杯
12.3-10.3-12.0-12.2-12.0-12.1-11.7-11.5-11.8-12.5

並べてみると、大阪杯の方が2ハロン目が1.2秒速く、最後の1ハロンが0.7遅い。
あとはほぼ同じくらいだろう。

明石特別は後方から内を差してきた馬が勝ち、2着は後方から外差し。
大阪杯は前目で決着と言って良いだろう。

過去も見てみたが、大阪杯は2ハロン目が速くなりやすく、そうなると最後時計はかかるが、3角、4角で前目にいないと勝てないレースてかんじ。

レース後のコメントを要約。

1着ポタジェ吉田隼人「一発狙ってた。位置をとりに行った。ペースは速いかなと思ったが、3角でペースに耐えられる馬と、そうでない馬に分かれた。そこからは楽だった。」

2着レイパパレ川田将雅「精一杯の走り。勝ちに行って負けた。良い内容。」

3着アリーヴォ武豊「勝てると思ったけど、最後は同じ脚色に。」

5着ジャックドール藤岡佑介「いつもほどダッシュせず、出していったら速くなった。右落鉄の影響もあったかも?」

7着アフリカンゴールド国府恭介「先行争い激しくなった。道中は促しつつ逃げ馬を追いかけた。上がり勝負は分が悪いので。」

9着エフフォーリア横山武史「普段は金、土曜と乗れている。輸送で乗れないので返し馬でピリッとさせようとした。今日はハミを取らなかった…てゆーか、この馬らしさなかった。終始早めに踏んで3角から行きたかったが、動けるような余力がなかった。一週前で重くてメリハリなく、それが出たかも?」

コメントとおりやろね。
G 1のきついペースについて行ける馬が上位。
エフフォーリアは調整失敗。
初の関西輸送も影響したかもしれんね。

そして、G-ZERO編集長katsuの予想大的中。
3連複で5万つき、3連単の53万的中!
おめでとうございます。

来週は美味しいものを食べさせてもらえそうで、私も嬉しいです。
いや、小遣いまではもらえません。
なんて冗談はさておき、穴ならポタジェと読み切った勝利。
前夜のG-ZERO公式Twitterスペースでも言及しており、視聴されてた方は3連複は取れたかな?

とにかく、おめでとうございます。

吉田隼人も、川田将雅も、武豊もみんな上手かった!
その中でも、後ろから難しいレースを捌いた武豊はMVPやろ?
勝ったかと思ったもん。

そして、pirocksはどうかというと…

熱が引いた。
冷めたまではいわない。
けど、レースがゴールを迎えた瞬間、冷えた。
音が聞こえるくらい、サッと熱が引いていった。

怒られるのを承知で言わせてもらう。

「つまんない。」

好配当を取った人には申し訳ないけれど、素直になれない。
わしゃ、はぶてた。

エフフォーリアに期待しすぎた。
それだけのことなんだけどね。
負けるにも、負け方ってのがあるだろ?

関西圏初輸送とか、いろいろあったんだろうけど、年度代表馬だろ?
状態が悪いなら、登録キャンセルできるようにしようよ。
それが馬のためやない?
勝負にもいけんくらいの体調で出てきたらダメやろ?
下級条件やないんよ?
かわいそうなんて言葉は使いたくないけどさ。

俺は伝統あるレースが大荒れになるの、あんま好きじゃない。
馬券取ってたら、こんなこと言わないかもしれないけど。
博打としては、エフフォーリア頭固定にしないのは当たり前なんだろうけど、競馬としては考えたくない。
もちろん、プロレス的なものも見たくないけど。

あと、もうディープインパクト産駒の牡馬はええやろ。
今から種馬になってもズレるやろうし。
生産界にこれ以上必要?て思ってしまう。
もちろん、優勝劣敗、弱肉強食よ。
でも、もっと大きなビジョンが必要やないの?
他所の国の勝馬の血統とか見ると、こんな血も残ってるんや、こんな血も種馬にしたんや…て思うことたくさんあるもん。

まあ、大阪杯は伝統あるレースだけど、G 1になってから浅いて言われたら、それまでやけどね。

賛否両論あると思いますが、なんか釈然としないものを、曝け出してみました。

ポタジェがこれから、大阪杯勝馬として、もっともっと強くなっていくことを期待してます。
エフフォーリアが絶好調でも、そう簡単にはやらせないぜ!
そんなレースを見せてくれることを。

pirocks

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