今年が産駒デビューイヤーのベンバトル。
現役時代はマイルから2,000メートルで勝ちがあり、父ドバウィというだけで、ディープインパクトやキングカメハメハに良さそうなかんじ。
そこに母方にミルリーフ持ち、ちょっと父方のシャーリーハイツの位置と並んだのが微妙かもしれないが…
母父セルカークてことで、若干のドイツ血統を含みながら、ハイペリオン増し増しの、イエローゴッドでレッドゴッド積みながらフェアトライアル。
サンデーサイレンスフリーだから付けやすい!とか、アホなことは言わなくても全方位に向けて良さそうなイメージだ。
ビッグレッドファーム繋養で、どんな繁殖が集まるのかはわからないが、皆さん注目されていると思う。
特にG-ZEROをご覧の方々は血統にしか興味がないと思うし…
ちなみに今年産駒デビューの新種牡馬は…
コントレイル、クリソベリル、ダノンスマッシュ、ダノンプレミアム、ミスチヴィアスアレックス、マテラスカイ、インディチャンプ、フィレンツェファイア、ヴァンゴッホ、キセキ、ダノンキングリー、ポエティックフレア、タニノフランケル、ワールドプレミア、サトノジェネシス、セイウンコウセイ…産駒数が20頭以上はそんな感じ。
なかなか楽しみな感じだが、やはりこの中で注目といえば…
コント…ポエティックフレアとタニノフランケルだろう。
ポエティックフレアは血統研究所所長takuさんも、注目馬評価、種牡馬考察で上げられていて、詳しくはそちらをご覧くださいなのだが、残念なことに受胎率が悪いとのことでシンジケートは解散、22、23年に種付された馬が血統登録されているみたいだが、おそらくこの2世代でどうにかならないと厳しい現実が…
世界的な損失な気もするが、これも自然交配のサラブレッド故の悲哀か。
タニノフランケルは個人的にお金持ちになるまで待ってて枠。
ウオッカ牝系にも言えるがね。
ただ血の質からしたらノーチャンスではないと思うし、誰か狙って生産してくれないかな?
いちおうコントレイルに触れとく?
鐚一文興味なし。
何をどうやったら良いのか考えることもない。
成功したらすごいなとは思う。
これ以上書くとアレなんでやめて、幸運を祈ります。
ベンバトルに話を戻して、サイトに簡易評価が上がってる一口馬の中から、かなりの高評価と見られる、「無事な開花を…」の馬をまとめてみた。
馬名も厩舎も決まっていたので併記した。
ラージアンサンブル 美浦 武井厩舎
ナスノフォルテの23 牡 母父ジャスタウェイ
主導は、Mr.Prospector5×6・7の系列クロス。次いで、Lyphard.Buckpasser.Hail to Reason.Khaldの系列クロスで血統を構成。各系統の連動性は良好で、しっかりとした血統構成となった。本質は、芝・ダート兼用のマイルタイプで、重馬場もこなす全天候型。無事な開花を望みたい一頭。
マイネルシュラハト 美浦 畠山厩舎
クードヴァンの23 牡 母父ディープインパクト
主導は、Roberto6×4の系列クロス。次いで、Hasty Road. Sir Ivorの系列クロスや、Northern Dancerを伴うLyphardやMill Reefの中間断絶、Be Friendlyの単一クロスで血統を構成。主導の位置のバランスにやや難があるものの、主導・結合といった、血統の背骨を形成する部分の評価は高い。本質は、芝・ダート兼用の中~クラシックタイプで、重馬場もこなす全天候型。開花は遅い。無事な開花を期待したい一頭。
マイネルメテオーラ 美浦 小笠厩舎
ステラドーロの23 牡 母父オルフェーヴル
主導は、Mr,Prospector5×5の系列クロス。次いで、Buckpasser.Hail to Reasonの系列クロスや、Northern Dancerを伴うNijinskyで血統を構成。同父産駒としては、世代のバランスが整っており、安定感のある血統構成。本質は、ダート向きのマイル~中距離タイプで、芝は慣れればこなせる程度。重馬場は得意なタイプ。開花は遅い。無事な開花を望みたい一頭。
コロナドブリッジ 栗東 庄野厩舎
ローズマンブリッジの23 牡 母父ディープインパクト
主導は、いまだ珍しくあるがMill Reefを伴うShirley Heights5×4で明確。次いで、Hail to Reason. Sir Ivorの系列クロスや、Northern Dancerを伴うLyphardで血統を構成。従って、サラブレッドの血統の背骨を形成する、主導・結合といった評価は高い。本質は、芝向きの中~長距離タイプで、ダートはこなせる程度だが、重馬場は得意なタイプ。開花は遅い。決して日本向きの血統構成では無いが、しっかりとした血統構成。無事な開花を望みたい一頭。
母父ディープインパクトの2頭、マイネルシュラハトとコロナドブリッジが母方にミルリーフとNureyevを持っているのは偶然か?
マイネルシュラハトはロベルト主導、コロナドブリッジはシャーリーハイツ主導と、父と母父だけならリファールとサーアイヴァーのイメージと少し違う印象。
マイネルシュラハトはブライアンズタイムを積むことによって、ナシュアでミスタープロスペクター方向、グロースタークとバックパサーでデインヒル方向へ。
コロナドブリッジは…どこへ向かうんだろね…
ちょっと考えてみたけど…シャーリーハイツ継続は無理やろうし、グランドロッジかドバイミレニアムを弄りたい感じはあるが…難しいやろなあ…
なぜこんなことを書き出したかというと、コロナドブリッジがデビューしたのだ。
小倉の1,800メートル新馬戦に出走し、勝馬から1秒差の3着。
勝ったのは、こちらも一口評価があったので…
ロードラヴォール 栗東 中内田厩舎
オールフォーラヴの23 牡 母父ディープインパクト
主導は、全面でクロスしたサンデーサイレンス4×3の中間断絶を呼び水とした、Hail to Reason5・6・7×5の系列クロス。次いで、Sir Gaylordの系列クロスや、位置関係に問題を残すものの、Northern Dancerを伴うNijinskyで血統を構成。父内Princequilloの世代ズレから来る欠陥の派生は惜しまれるが、全体の連動性に良さがある血統構成となった。本質は、芝・ダート兼用のマイル~中距離タイプで、重馬場もこなす全天候型。開花は早め。
ゲートをすっと出て、促されて先頭へ。
道中はずっと2頭で絡みつつだったが粘って3着。
能力の一端は見せたか?
コロナドブリッジは馬体重512キロ。
takuさんはステイヤーと言っていたが、馬体重からするとT/Tではなく、C/Tかな?
まあ馬体重の軽いC/Cもいるというし、その逆もいるという。
脚質、距離適性、調教師と騎乗者がどんなイメージを抱いているかで、この後の道は決まる。
シャーリーハイツを持ち、ミルリーフがクロスした活躍馬といえば…ローズキングダム、タイトルホルダー。
2頭とも、勝った時の強さは印象的。
力強さを感じさせるレースをするってのは、スタミナに裏打ちされたスピードがあるということだと思う。
早熟ではないだろうけど、早いうちから活躍していたが、コロナドブリッジも順調にいけることを祈ろう。
ちなみに、パドックを見て、これはいけるなと思って勝った馬券は…
川田のがあんなに強いと思わなんだ…
怪しい雰囲気したし…
先週の新馬戦では函館の1,800メートルで1.1秒差勝ちのショウナンガルフ。
こちらはかなり楽勝に見えたし、函館デビューだし、池添謙一がわざわざ乗りに行ったとかなんとかだし、須貝厩舎だし、かなり注目されるんじゃないかな?
ハービンジャーだし、ピロ理論的にはお気に入りじゃないの?と言われそうだが…
母父ハーツクライで、リファールてだけに見える。
takuさんが細かいとこまで見れば…かもしれないが、個人的にあまり興味はわかない。
女なら、ハービンジャーならなんでもいいんじゃないの?と言われるだろうが、それだけではないのだ。
メロンソーダとチリドッグがあれば生きていけるってほど、青い花でも、グレッチでぶって欲しいわけじゃないし、お茶の水で見てたのはヤイリのアコギで19万もしないし、丸の内はぜんぜん関係なくて、下北沢サディスティックデザイアてかんじ。
北九州記念は2着抜けだったが、2万いかない万馬券。
勝馬1頭軸から、2列目に3着馬からの3列目広め。
当たるなら10万級がいいし、外れても悔しくないのが…
SNSではあいもかわらず、予想を売ったり、当たり捏造したり、それにツッコんだりしてるみたいだけど…
もっと楽しいこと考えた方がいいんじゃない?てなもんだ。
血統はいいぞう。
こないだもtakuさんはこなかったけど、ダークさんと酔っぱらって、記憶違い多かったけど熱く語ってた。
ついつい飲み過ぎてしまうのだよ。
酒に酔ってるのか、血統に酔ってるのか?
新馬戦の季節だし、こまめにみんなで勝ち上がり馬、出走馬の話をしたいんだけどねぇ…
とにかく暑くて疲れ果てて、まともに頭は回らないよな。
ま、馬券も身体も無理せず、涼しいところでほどほどに楽しみましょうや。
コラムのネタがないと思いつつ、takuさんの褌借りてボリューミーになってしまいましたとさ。
最後に野村謙二郎風に…
これを読んでる人たち
血統はいいもんだぞ
血統は楽しいぞ
んぢゃまた
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