桜の季節だね。

桜の季節だね。

桜の季節だね。
春爛漫だね。 

去年はどこかに、桜花賞を謳歌しよう!
とかなんとか書いた気がする…
ん?毎年言ってんのかな?

こないだ散歩してた時、今見てる花はやがて散り、来年はまた違う花を見るのだなあとか思った。
ん?でも、同じ木じゃない?
でも、違う花だよなあ…
頓知の効かない一休さんみたいになってさ。
まあ、毎年咲いて偉いもんだなあとか。

川沿いを車を走らせる。
土手の桜がひらひら舞い降りる。
カーラジオからスローバラード…ではなく、HDDからジミヘンのBlues。
若い頃は全然好きじゃなかった。
良さなんて1ミリもわからなかった。
ただ、ある時からジミヘンのBlues良いなあと思うようになった。

変わらないもんなんてあるのだろうか?
毎年春になると、デートもしないの?ベイビー不思議じゃない?てな野宮真貴チックな気分になってたけど、さすがにこの年になると…
でも、変わらず桜花賞はなんか好きだ。

命短し恋せよ乙女。
誰が言ったか知らないが、言われてみるとたしかになこともある。
空耳アワーか!
一生に一度、桜花賞だけでなくクラシックの始まる季節だ。

去年は特別な桜花賞だった。
なぜなら、フィリアプーラが出走したから。
私もフィリアプーラも初めての阪神競馬場。
咲き誇る花の中、パドックを周回するフィリアプーラの可愛さを、G-ZEROのみんなと共有できなかったのが…
でも、1人で堪能した。

椿姫から産まれた、清らかなる娘が舞い踊る桜花賞。
涙、涙の桜花賞。
katsuさんの代理気分で見守ったが、書きながら思い出して画面が滲む。
あの、桜花賞の舞台に、大歓声の中、我々の娘が立っているのだ。
それだけで…それだけで…イエスマイラブ。

そう思うと、今年は寂しいね。
来年のって訳にはいかないのが、一生に一度のクラシック。
現三歳世代の馬主さんの気持ちは…
でも、画面の向こうとはいえ、競馬が行われるなら…

だめだ、けっきょくフィリアプーラのことを書いてしまって、愛しさを殺せない…
何度でも確かめて、ひたむきなら優しくなれる。
時を越え夢を越え、世界が背いても放しはしない。

競馬はいろんなものをくれる。
ウオッカが逝ってしまった年に、フィリアプーラが桜花賞に出てくれた。
こうやって、連綿と続いてく。
だからこそ、この一瞬を大切に、精一杯の声援を。

今年はどんなドラマが生まれ、どんな夢を見せてくれるのか?
それぞれの考え方、感じ方があり、何に?は無限だろう。

気付いたこの感情に 
もう後悔なんてしたくない
僕は僕にウソついて逃げたくもない
溢れ出しそうなキモチを一つ残らず 
言葉に全部詰め込もう

走れ!
桃色に染まる季節、走り出そう。

今年のような苦しい状況でも、関係者の皆様の絶え間ない努力で行われる競馬。
我々には楽しむことしかできない。
だから、画面の向こうへ届くように、精一杯の声援を送ろうではないか。

無観客?
違うね。
俺たちはずっと見てるよ。
ずっと見てたんだ。
当たり前のように、そう言おうぜ!
馬券の売り上げがそれを証明する?
違うね。
俺たちが見てる、素晴らしいレースに感動する。
伝えたくて溢れる、その声が証明するんだ。
売り上げだけで計るなら、oasisはビートルズを超えた。
そう思うやつは、そう思えばいい。
でも、俺たち競馬ファンは、いつでも魔法を信じてる。

素晴らしいレースが見たい。
それだけ。
それがあたしの夢。

憂鬱な日々を、素晴らしいレースで吹っ飛ばしてくれ!

しかし、俺は何に酔ってるんだ?

ウオッカ飲んじゃったからなあ…
なかなか覚めないんだよねえ。

キープオン競馬!

(pirocks)

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