関屋記念2022過去10年の傾向データ

関屋記念2022過去10年の傾向データ

関屋記念(G3)は、新潟芝1600mで行われる3歳以上の別定G3。
単勝平均692円、馬連平均3897円というレースで、中穴狙いが的を射る。
では、過去10年の傾向データを見ていこう。

 

●人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3-2-3-2 30.0% 50.0% 80.0%
2番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
3番人気 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
4番人気 4-1-1-4 40.0% 50.0% 60.0%
5番人気 0-2-1-7 0.0% 20.0% 30.0%
6番人気 0-3-1-6 0.0% 30.0% 40.0%
7番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
8番人気 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
9番人気 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
10番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0-0-0-8 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%

●開催年 3着内人気
2021年 4-6-1
2020年 4-8-1
2019年 1-6-4
2018年 1-5-3
2017年 7-4-5
2016年 3-7-1
2015年 2-6-9
2014年 4-1-6
2013年 4-1-3
2012年 1-5-8

1番人気は、勝率30%、連対率50%、複勝率80%で、連軸、3連軸としては機能していると言える。
中心は、1~7番人気。
勝ち馬の100%、2着馬の90%、3着馬の80%となっており、実質7頭立てと見える。
2桁人気は、馬券になっておらず、大きく割引きと見て良い。

 

●所属 成績 勝率 連対率 複勝率
関東馬 5-1-5-63 6.8% 8.1% 14.9%
関西馬 5-9-5-72 5.5% 15.4% 20.9%

勝ち馬の頭数は同等だが、連対率では関西馬が断然優勢。

 

●馬齢 成績 勝率 連対率 複勝率
3歳馬 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
4歳馬 3-2-2-19 11.5% 19.2% 26.9%
5歳馬 3-6-5-49 4.8% 14.3% 22.2%
6歳馬 2-2-0-31 5.7% 11.4% 11.4%
7歳~ 1-0-1-29 3.2% 3.2% 6.5%

勝ち馬は3~4歳、2着以降は4~6歳となっており、やや4歳勢が優勢。
7歳以上になると率が落ちるので割引き。

 

●枠順 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 1-0-1-16 5.6% 5.6% 11.1%
2枠 1-1-2-15 5.3% 10.5% 21.1%
3枠 1-0-2-16 5.3% 5.3% 15.8%
4枠 0-2-1-16 0.0% 10.5% 15.8%
5枠 0-0-2-18 0.0% 0.0% 10.0%
6枠 0-2-1-17 0.0% 10.0% 15.0%
7枠 4-2-1-18 16.0% 24.0% 28.0%
8枠 3-3-0-19 12.0% 24.0% 24.0%

1~4枠 3-3-6-63
5~8枠 7-7-4-72

7,8枠が優勢。
1ターンの直線レースのような数値の出方で、外枠有利と見て良い。
ただし、最内については、ラチ沿いを取れれば台頭の可能性もある。

 

●脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
先行 3-4-3-25 8.6% 20.0% 28.6%
差し 3-2-4-65 4.1% 6.8% 12.2%
追込 2-3-2-39 4.3% 10.9% 15.2%

頭数の数値はバラけているが、率で見ると、
逃げ>先行>追込>差しの順。
速い上りは必須ではなく、それよりはポジションが大切。

 

●前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
中京記念 3-6-2-44 5.5% 16.4% 20.0%
安田記念 1-2-0-6 11.1% 33.3% 33.3%
エプソムC 1-1-2-9 7.7% 15.4% 30.8%
NHKマイ 1-0-2-4 14.3% 14.3% 42.9%
パラダイス 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%
多摩川S 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
七夕賞 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
マイルCS 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
鳴尾記念 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
ヴィクトリ 0-0-1-6 0.0% 0.0% 14.3%
NST賞 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%
バーデンバ 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
豊明S 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
その他 0-0-0-53 0.0% 0.0% 0.0%

8つのレースから勝ち馬が出ており、決め打ちは難しいが、パラダイスS以外の7つのレースは全て重賞で、内3つはG1。
既に、ある程度のマイル能力を示している必要はある。

 

●前走人気 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1人気 1-0-2-12 6.7% 6.7% 20.0%
前走2人気 4-0-0-11 26.7% 26.7% 26.7%
前走3人気 2-2-2-7 15.4% 30.8% 46.2%
前走4人気 0-3-2-10 0.0% 20.0% 33.3%
前走5人気 1-2-1-10 7.1% 21.4% 28.6%
前走6~9人 1-2-2-31 2.8% 8.3% 13.9%
前走10人~ 1-1-1-54 1.8% 3.5% 5.3%

前走1~5番人気が中心。
勝ち馬の80%、2着馬の70%、3着馬の70%が該当している。

 

●前走着順 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1着 2-1-1-14 11.1% 16.7% 22.2%
前走2着 0-2-2-11 0.0% 13.3% 26.7%
前走3着 0-0-2-11 0.0% 0.0% 15.4%
前走4着 0-2-1-10 0.0% 15.4% 23.1%
前走5着 3-2-1-10 18.8% 31.3% 37.5%
前走6~9着 3-0-3-33 7.7% 7.7% 15.4%
前走10着~ 2-3-0-46 3.9% 9.8% 9.8%

前走1~5着が中心。
勝ち馬の50%、2着馬の70%、3着馬の70%が該当。
負けた馬の巻き返しは、0.9秒差以内がボーダーラインで、1.0秒差以上負けからは、勝ち馬が1頭、2着馬3頭で、割引き。

 

●まとめ
【勝ち馬候補】
イルーシヴパンサー
ゴールデンシロップ
スカイグルーヴ

【2,3着候補】
ウインカーネリアン
ザダル
ダノンザキッド
リアアメリア

【3着候補】
エアファンディタ

イルーシヴパンサーは、前走の安田記念で1番人気に支持されるも0.2秒差8着。
位置取りの差が出た形になったが、上り1番時計32.6秒を記録しており、着順ほど負けていない。
前々走の東京新聞杯程度は走れており、もう少し前目に着けられるようなら重賞2勝目も見えてくる。

ゴールデンシロップは、前走の秋色Sを勝って、ここへ駒を進めてきた。
3勝クラスからの参戦の勝率も高く、当日7番人気以内に育つようなら、傾向の全てをクリアする事になる。

スカイグルーヴは、気性難もあって、短距離へ路線変更。
6戦を経験し、ここへ駒を進めてきた。
前走、前々走と重賞でも僅差の勝負ができており、当日の仕上がり次第では重賞制覇もある。
ただ、他にも前走からの距離延長組が 1-0-2-16 と、懸念点はある。

その他では、ダノンザキッドがどうか?
前走人気と前走着順から評価が一枚落ちたが、前走の安田記念では、イルーシヴパンサーと同タイム6着と好走。
元々、速い上りは無く、前目につける競馬で対応できる可能性はある。

大荒れは無いが、人気が割れる傾向のレースなので、上記の馬達と7,8枠を中心に絞って決めたい。

(編集長・katsu)

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