ジャパンカップ2022過去10年の傾向データ

ジャパンカップ2022過去10年の傾向データ

ジャパンカップ(G1)は、東京芝2400mで行われる3歳以上の定量G1。
国際G1レースではあるが、開催時期の問題もあり、海外からの参戦自体が少なく、近年は馬券になっていない。
昨年は、コントレイルが有終の美を飾った。
では、過去10年の傾向データを見ていこう。

 

●人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 5-1-2-2 50.0% 60.0% 80.0%
2番人気 0-2-4-4 0.0% 20.0% 60.0%
3番人気 2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0%
4番人気 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
5番人気 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
6番人気 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
7番人気 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
8番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
12番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%

●開催年 3着内人気
2021年 1-3-2
2020年 1-2-3
2019年 3-5-2
2018年 1-4-2
2017年 5-2-1
2016年 1-5-6
2015年 4-7-1
2014年 4-3-6
2013年 1-7-11
2012年 3-1-2

1番人気は、勝率50%、連対率60%、複勝率80%と、軸として機能していると言える。
中心は、1~5番人気。
勝ち馬の100%、2着馬の80%、3着馬の70%が該当しており、連対はここからで、大波乱は無いと見える。
2桁人気は、2013年3着(11番人気)のみで、大きく割引き。

 

●所属 成績 勝率 連対率 複勝率
関東馬 2-3-1-34 5.0% 12.5% 15.0%
関西馬 8-7-9-73 8.2% 15.5% 24.7%
その他 0-0-0-29 0.0% 0.0% 0.0%

関西馬が中心。
注目の招待馬だが、ここ10年は馬券になっていない。

 

●馬齢 成績 勝率 連対率 複勝率
3歳馬 2-4-2-13 9.5% 28.6% 38.1%
4歳馬 5-3-3-36 10.6% 17.0% 23.4%
5歳馬 3-3-4-40 6.0% 12.0% 20.0%
6歳馬 0-0-0-27 0.0% 0.0% 0.0%
7歳~ 0-0-1-20 0.0% 0.0% 4.8%

3~5歳が中心。
6歳以上になると連対もなく、7歳以上に3着が1頭いるのみで、割引き。

 

●枠順 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 4-3-1-9 23.5% 41.2% 47.1%
2枠 2-0-3-14 10.5% 10.5% 26.3%
3枠 1-1-2-16 5.0% 10.0% 20.0%
4枠 1-2-0-17 5.0% 15.0% 15.0%
5枠 0-2-0-18 0.0% 10.0% 10.0%
6枠 0-1-0-19 0.0% 5.0% 5.0%
7枠 1-0-3-19 4.3% 4.3% 17.4%
8枠 1-1-1-24 3.7% 7.4% 11.1%

1~4枠 8-6-6-56
5~8枠 2-4-4-80

圧倒的に内枠有利。
大外からも勝ち馬は出ているが、やはり1枠の数値が目立つ。

 

●脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
先行 5-2-2-26 14.3% 20.0% 25.7%
差し 4-5-5-61 5.3% 12.0% 18.7%
追込 0-1-2-41 0.0% 2.3% 6.8%
捲り 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%

先行>差し>逃げ>追込>捲りの順。
速い上りのある先行~差しが中心。
極端な脚質は苦戦しているが、明確な逃げ馬が残るシーンもあり、後方よりは注意が必要。

 

●前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
天皇賞秋 6-2-7-38 11.3% 15.1% 28.3%
秋華賞 2-1-1-3 28.6% 42.9% 57.1%
京都大賞典 2-1-0-18 9.5% 14.3% 14.3%
凱旋門 0-2-0-4 0.0% 33.3% 33.3%
アルゼンチ 0-1-1-16 0.0% 5.6% 11.1%
神戸新聞杯 0-1-1-0 0.0% 50.0% 100.0%
菊花賞 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
エリザベス 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
その他 0-0-0-53 0.0% 0.0% 0.0%

天皇賞秋、秋華賞、京都大賞典から勝ち馬が出ている。
特に天皇賞秋が中心。

 

●前走人気 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1人気 7-3-5-15 23.3% 33.3% 50.0%
前走2人気 0-1-2-11 0.0% 7.1% 21.4%
前走3人気 0-2-0-9 0.0% 18.2% 18.2%
前走4人気 1-0-1-13 6.7% 6.7% 13.3%
前走5人気 2-0-1-8 18.2% 18.2% 27.3%
前走6~9人 0-2-0-28 0.0% 6.7% 6.7%
前走10人~ 0-0-1-22 0.0% 0.0% 4.3%

前走1~5番人気中心。
勝ち馬の100%、2着馬の80%、3着馬の90%が該当。
6番人気以下になると買い馬はおらず、割引きとなる。

 

●前走着順 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1着 4-3-5-23 11.4% 20.0% 34.3%
前走2着 2-2-0-20 8.3% 16.7% 16.7%
前走3着 1-1-1-8 9.1% 18.2% 27.3%
前走4着 1-1-1-18 4.8% 9.5% 14.3%
前走5着 0-1-1-11 0.0% 7.7% 15.4%
前走6~9着 2-1-0-28 6.5% 9.7% 9.7%
前走10着~ 0-1-2-28 0.0% 3.2% 9.7%

前走1~3着馬が中心。
勝ち馬の70%、2着馬の60%、3着馬の60%が該当。
率も含めると、前走馬券圏内が中心となる。
負けた馬の巻き返しは、0.9秒差以内がボーダーラインで、1.0秒差以上負けからは、3着が2頭のみで割引き。

 

●まとめ
【勝ち馬候補】
シャフリヤール
ダノンベルーガ
ヴェラアズール
シムカミル
テュネス

【2、3着候補】
ウインマリリン
オネスト

日本馬からは、天皇賞秋2番人気0.6秒差5着のシャフリヤールと、4番人気0.2秒差3着のダノンベルーガの2頭が本線。
傾向からは、ダノンベルーガの方が上位となるが、シャフリヤールも大きく割り引くほどではなく、僅差の評価。
これに京都大賞典2番人気1着のヴェラアズールを加えた3頭が勝ち馬の権利を得ている。

「そもそも、外国馬は消し」としないなら、シムカミルとテュネスの2頭。
詳しい血統評価は、taku.Oに別記事で書いてもらうとして、とりあえず、傾向には該当している。

2、3着の可能性があるのがウインマリリンとオネスト。
前者は、エリザベス女王杯からの中1週がどうかだけ。
札幌記念、エリザベス女王杯と連続で好走しており、大穴で注意が必要。
オネストは、凱旋門賞5番人気10着からの参戦。
こちらも血統評価の記事を待ちたい。

もしも、外国馬を消しとすると、馬券になるのは4頭のみとなる。
ここまで極端な形になると、傾向自体の信頼度も疑ってみたくもなる。
逆張りで、外国馬のみのBOX等も一興だろう。

(編集長・katsu)

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