答え合わせの秋の始まり

答え合わせの秋の始まり

みなさん、ご機嫌いかが?
私はというと、改めて馬券を買わなければ外れないし、お金も減らないという事実に驚いてる。

神戸新聞杯はどう見えました?
高まってきましたか?
コントレイルのことを考えると、身体の奥が熱くなって眠れない…
そんな感じかな?

オルフェーヴルから競馬を見始めて、まだ無敗の3冠馬誕生の瞬間をリアルタイムでは見たことない。

とか…

父に続き、親子二代で無敗の3冠馬とは…
ディープインパクトの衝撃を再び味わえるなんて…

とか…

なんでぇ、3冠馬がポンポン出るようじゃ、日本競馬もたかが知れてるな。
3冠馬てのはな、ナリタブライアンのように…
又は、シンボリルドルフのよう…
圧倒的な強さがないと…

とかね。
いろいろな見方があるだろうね。
まあ、まだ答えは出てないわけだ。
春の答え、夏の答え、そして、この一年の答えが出る秋が始まる。

まずは、スプリンターズステークス。
海の向こうでは、凱旋門賞。

個人的な注目は、また日を改めて詳しく書くかも知れないけど、スプリンターは松若風馬とモズスーパーフレア。
今度こそは、誰にも何もケチのつかない勝利を見せて欲しい。
1センチ前にいれば良いのだから。

ここで、田原と熊沢。フラワーパークとエイシンワシントンと、すぐに思い浮かんだ人は…
残念ながら…非常に残念ですが…おっさんです。

凱旋門賞の方は、enableか?それともLoveか?
ガイヤースがハイペース作って、enableがどう出るか?
ラブが「ずっきゅん!」するなら、相当な競馬になると見る。

しかし、ジャパーン!からは武豊とディアドラ。
世界的なコロナウィルスの影響のなか、想像もつかないような、リスクと苦労があるだろうが、それでも凱旋門賞を目指した、1人の騎手と、チームディアドラ。

ディアドラが無事にゴールした時、私は泣いているだろう。
参加することに…とか野暮なことは言わない、「挑戦」し続ける姿に、私の涙腺が耐えられるとは思えない。
彼女とチームは、ずっと外国で戦い続けてるのだ。

先日、ちょっとしたお祝いを、後輩にしてもらっていた。
後輩に連れられていったお店は、海外から働きにきてるスタッフが多かった。
そのうちの1人と少し話すと…

「国には子供がいる。でも今は帰れない。」

彼女の気持ちを想像すると、何も言えなかったが、その笑顔は覚悟を持った美しさがあった。

「あなたは、すごいきれいだ。」

私がそう言うと…

「これは、パット2枚入ってるから、そんなに大きくない。私の国の女の人は、オッパイ大きくない。」

そう言って、彼女は自らのパットを叩いて見せ、私にもそれがどれだけ固いか突かせてくれた。

私はいったい何を見ていたのだろう…

一年位前だったと思う。
そのお祝いしてくれた後輩と、焼き鳥屋にいた。
競馬のことを始めるかも?というと、サラブレッドてなんなんすか?と聞かれた。

そこで、知っているような顔をしているが、人に説明できるくらいのものはないのだと気づいた。
そして、この一年はいろいろ調べて勉強した。
ここでコラムを書きながら、どんどん自分の中の競馬というものが変わっていった。

血統、サラブレッドとは?
競馬、レース、ギャンブルとは?

後輩は、競馬には興味はあまりないけど、知的好奇心?があり、私の話を聞きたがってくれる。
先日は、この一年の成果発表でもあった。

1年前と違って、話に対して後輩が思う疑問に、うまく答えられたのではないかと思う。
あくまでも、今の時点では、こう捉えていると。

もちろん、競馬以外の話もたくさんした。
後輩も私も、現時点での課題というか、悩みがある。
話していくうちに、ずいぶんとこの一年で、とくにこの夏で自分の心境に変化があったことに気づいた。

私が思ったのは、いずれ答えが出ることに、なぜイラつくのか?
なぜ、私は必要以上に棘を出し、針鼠のジレンマなことをしているのか?

人を変えるのは難しいから、自分を変えていくべきじゃないか?
私たち2人は、楽しいことが好きで、笑顔を見るのが好きなのだから、嫌なことや怒っている人に近づかなければいいのだ。

「笑う門には、待ちかねた福来たる」

そんなもんかもしれない。
ニコニコして楽しそうにしてると、なんだか幸せな気分になるかもしれない。
なら、それができる場所や人の近くにいればいい。

アラレちゃんは、ウ◯コをツンツンしてるだけで、すごく楽しそうだし、私もツンツンしてるだけで楽しいものを探しにいこう!

てなかんじで、この後輩は色んなことを私に教えてくれる。

ありがたいね。

ま、そんなこんなで、見たくないものになるか、どうしても見たいものになるかはわからないけれど、答え合わせの秋の始まりだ。

あんまり情報を入れないで、まず自分の目にどう写るか?
理屈は後回しが、良いかもね?
景色に色をつけるのは、自分の頭と心でね。

pirocks

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