カメラカメラカメラ

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どんなタイトルだよ?てことなんですが、まあ先週の振り返りです。

てことで、エリザベス女王杯を酔いどレポート!

前日のデイリー杯2歳ステークスはレコードが出た。
馬場は速そうだが、前に行って速めで脚使わせてこそて馬も見当たらず、一体どんな展開になるのか?
まあ、スローかなあ?大外にラッキーライラックが入ったし、あんまり遅いとなあ…とか思ってた。

しかし、開けてびっくり玉手箱。
逃げたのは横山典弘とノームコア。
外から行きたい馬がいなければ、マイルですごいタイムで勝ち負けしていた馬、巡航速度が違うのかな?これで遅くはならんやろ?しめしめ。

ラップタイム見たら、1コーナーから2コーナーあたりが速いね。見た目にも差がついた。
ここからどうするのかな?誰から行くのかな?
ん?3コーナー手前あたりからルメール?
まぢ?いけんの?やれんの?結果的には杞憂に終わり、恐れ入谷の鬼子母神。

ノームコアはやる気がなかったみたいだけど、ラヴズオンリーユーもデムーロは復活の手応えを感じて勝負しに行ったのだろうし、最後まで我慢したサラキアと北村友一もお見事だった。

だけど、久々に横綱相撲というか、強い競馬を見た気がする。

ルメールは乗り替わり。ラッキーライラックの前にいつも立ちはだかっていたアーモンドアイの主戦騎手だ。その強さはわかっていたのだろう。
「君はならこれくらいはやれるよね?」
ラッキーライラックは良く応えた。強かった。
それにしても強気な競馬だった。痺れた。

ん?ラヴズオンリーユーは2年連続3着か?
でも、無敗のオークス馬の意地は見せたよな。

終わってみると、強い馬は強いという納得しかないレース。
戦ってきた相手が違うのだ。サラブレッドの性能の差が、戦力の決定的差ということだ。

私はG 1に高配当を求めない。
高配当は、私のような朝から平場と睨めっこする貧乏人の夢であればいい。
競馬はその成り立ちから博打とは切っても切れないのだろうが、本筋はやはりどの馬が1番強いか?でしょ。

G 1ともなれば、生半可な仕上げや状態では使ってこない。
パドックを見ればわかる。レースの格が上がっていくと、みんなピカピカで良く見える。
当たり前だ、そこまでに淘汰されてきているのだから。

ちなみに、当日8レースで2勝クラスの同条件があった。
ラップタイムやレースを見ると、その違いがわかるのではないか?
道中のスピード、終いのスピード。速さと強さの違いというか。

話は変わるがオールザワールドはスローで抑えて後ろからてのは、菊花賞に間に合いそうな時のレースでもあったよね?
馬なり枠なり先行で押し切るってことにはならないものか?最後良い脚で上がってきたが、流石に届かないだろ?とか思って見てた。
ディープインパクトじゃねぇんだからさ…
オールザワールドはルックスもいいしアルザオクロスだし、この後にロベルトを入れていって、いつかはナリタブライアン完全再現!とか夢見れるし、メジロマックイーンやビワハヤヒデのような、重厚感のあるスピード馬になれるのではないか?と期待が大きすぎて苦言が多くなる。

父キズナはダービー馬だが、ある騎手のある時期の病によって…
キズナはキズナであり、ディープインパクトではない。
だからこそ、多くの八代系血統好きは、ロンシャンの仇打ちを夢見たのではないか?
そして、オールザワールドはオールザワールドだ。
もちろん、私は馬乗りではないし、馬に乗ったこともないし外野から見て、ワーワー言ってるだけだけど。
それがファンてもんだ。開き直って居直って、ちょっと後悔と反省してオナって寝る。

オールザワールドが菊花賞に出ていれば、シロキタクロスの時みたいに大勝負してた気もする。
ホクトスルタンには申し訳ないが、この2頭には血統的裏付けがある。
あ、シロキタクロスは出れなかったけどね。
なんでだったかは忘れたけど、とにかく夏のバイト代をオールイン予定だった。
何滴かでも血が残ってればなあ…妹もいたのになあ…

脱線ついでに書いてやる。

あなたはキズナに何を見ますか?
ディープインパクト産駒?
あっし?あっしは…ナリタブライアン以来のパシフィックプリンセスのダービー馬!

時代に求められる血というものがあると思う。
パシフィカス、ウインドインハーヘアがそうだろう。
私の中では、ディープインパクトはサンデーサイレンスではなく、ウインドインハーヘアだ。
ゴルトブリッツならスペシャルウィークと言い張るが…
なんというか、それはパシフィカスの、ウインドインハーヘアの優秀性だよね?てことが多い気がする。
どんな種馬をつけても、最低限のとこを外さないし、それでそこそこ形になる。
それが時代に求められている血ということだろう。

脱線の最後に、なぜ私がラナンキュラス、ラナンキュラスと病気のように繰り返すか。
それは、ほぼナリタブライアンにマルゼンスキーがあってシラオキまであるから。
ちなみに、シラオキにトウショウボーイでタニノギムレットでアリバイ作りなハイペリオンでウオッカだ。

さて、本題にいこうか?本題に移行か?

カメラだ。
ズームしすぎてなにがなんだかわからん。
まだモザイクの向こうの方がよく想像できるんじゃないかというかんじ。
薄目で遠目から見たりしてね。
今回のエリザベス女王杯は、3コーナー手前あたりからラッキーライラックが動いて行ったところ、それに対して他馬がどう反応するか?
それが1番の見どころだったと思う。
ところがその肝心な場面で、上がっていくラッキーライラックからの後方馬群にズーム。
周りにいた騎手がどんな反応したか?ラッキーライラックはどれくらい行ったか?そんなことまったくわからない。

なんて言えばいいんだろ?
女優さんの表情や、全体的なシルエットで反応が見たいのに、結合部局部ズームなかんじ?
それじゃあ、「ナイスですね!ファンタスティック!」とはならない。
記録としても不十分だろう。
パトロールビデオ見ろってことかな?

私は目と頭が悪く一度見ただけではレースを把握できない。
美術館で絵を見るときもそうなのだが、まずサラッと流し見てインパクトに残ったものをリピートし、自分の中で引っかかったものをなぜかと考える。
学者や先生じゃないから、自分の感覚が優先だ。
どんなに素晴らしいものだとしても、その時の自分に響いてくるものでなければ、自分の中に入ってこない。

別に私は監督ではないし、キャメラワークとかわからんトーシローだけどさ。
そりゃ、周回遅れ挟んでのトップ争いで、オールージュからのスリーワイドとかなら話は別やけど、やっぱレース全体を掴んでないと面白さは半減だろ?

ん?またわけわからん例えやな。
ベルギー、スパ、ハッキネン、シューマッハとかでググると出てくるかも?
とにかくハッキネンの強さと凄みが凝縮されて発揮やねん。
まあそんなのも、シーズンの流れを知った上でのワンシーンでなければ、感動と驚愕は半減かもしれんが。

夜中に変な声出たもん。
いやらしい意味やないよ?
なんて言うんかな、頭が見てるものについていかんで、声を出そうとする前に喉が動くていうか。
んで、頭がついてきた瞬間に、息を呑み込んでからの絶叫!みたいな。
あんなに夜中に叫んだのて、イニエスタのチャンピオンズリーグとW杯決勝のゴールくらいよ。

てかほんとさ、今はこんなでお家観戦なんだから、私のようなトーシローにもわかるレース実況、解説、映像であってほしい。
それを考えると、Mリーグの実況と解説は本当わかりやすい。
何が起きようとしているか?何が起こっているか?そしてどうなったか?
局所を伝えつつ、全体を忘れない。
これは麻雀の特徴であるのかもしれないし、競馬では難しいのかもしれないけど。

ありのままを伝える。
全部見せる。
それをどう感じるかは、我々次第が良い。

木を見て森を見ずてんじゃ、どんな素晴らしいレースも画竜点睛を欠くやろ。
せっかく良いレースが続いてるんだから、余すことなく全てを味わいたいよね。

がなりたてるだけがロックンロールじゃねぇ。
命を燃やしてサラブレッドが走っているのだ。
それをありのまま受け止めて、何も感じないほど人って鈍くできてないやろ。

てかさ、今の日本で世界トップレベルのことてどれくらいあるよ?
日本競馬は世界が認めてるから、Part 1国だし、世界中から馬を買いに来るわけでしょ?
レース映像も、どの国より日本が素晴らしい!となってほしいね。

日本の競馬放送になれてると、外国のは見難くていけねぇなあ。
あれじゃせっかくの走りが台無しだろうよ。
嗚呼、日本に生まれて良かったねぇ。競馬放送に関しては、本当にそう思うねぇ。

と、口うるせぇ江戸っ子に言わせてほしいね。

pirocks

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