コールミーストーミーマンデー

コールミーストーミーマンデー

コールミーストーミーマンデーとか言うけど、土日も良くはなかった。
G-ZEROメンツでテレビ電話しながら愛娘フィリアプーラを見てた。
結果は…皆さんもご覧の通りだ。

全てのレースが終わって、ダラダラと話をしていた。

「土日の中で1つは会心のレースが欲しいよな。」

katsu編集長がつぶやいた。
ほんとそうだ。
負けるのは…いや、まだ俺は負けを認めてないが、回収率100%超えは難しくても、1つだけでも狙い通りの的中が欲しい。

たった1つそんなレースがあれば、日曜日の午後の憂鬱も、月曜日の朝の絶望も、ちょっとはマシになるんじゃないか。

俺はどうせ100万当たったら100万打つ人間だ。
ごめん、嘘ついた。
7割は他のことに使うわ。
そんなに人間が大きくない。

しかしさ、神様がいるなら、休みの日以外は真面目に労働してんだからさ、なんていうか少しくらいは良い目見せてくんないのかな。
休みの日は朝から普段できない掃除や洗濯をしてさ、トイレから風呂から部屋からピカピカにしてから競馬してるんだからさ。

いや、なにも濡れ手に泡の風呂とか、健康ランドに行けるなってくらいじゃなくていいのよ。
来週も仕事頑張れば、週末は競馬できるなってくらいで。

ふー、まあいいや。
金鯱賞の話してみるか。

いろんな人がいろんなところでいろんな敗因を上げている。
馬場、コーナーワーク、風etc…

勝ったギベオンはNHKマイルカップで2着があり、3着のポタジェはプリンシパルステークス2着があり、4着のグローリーヴェイズは春天2着、香港ヴァーズ勝ち馬で、5着のキセキは菊花賞馬だ。

その強い相手に、馬場的に不利な後ろからのレースで2着まで差し込んできたデアリングタクト。

「強い!」

と思うのが普通の感覚なんだろうね。
だが、デアリングタクトはただの馬だろうか?
無敗の3冠牝馬がただの馬ってことはないだろう。

初めて先頭でゴール出来なかったのはジャパンカップで、前にいた2頭は先輩3冠牝馬アーモンドアイと無敗の3冠馬コントレイルだ。
ギベオンはその列に並ぶのだ。

実は、コントレイルよりデアリングタクトの方が古馬になって強いんじゃないかと思ってた。
きついレース展開を凌いできた根性は相当なものではないかと。

レース後にすぐに思ったのは、よくキセキはあそこから来たな。
さっきレースを見返して思ったのは、ポタジェは外外回ったのに強い。
ギベオンはスタートして、1コーナー突入時で勝ちだった。

レース後、松山弘平のコメントは、「前残りの馬場で逃げ馬の後ろが欲しかったのだが、ポジション取れず、それでも2列目で折り合って脚も溜まって良い形かなとは思った。予想以上に馬場が悪かったが、強い相手に力があるとこは見せられた。ただ、人気に支持していただいたので結果としては申し訳ありませんでした。」

個人的には最後が気になる。
もし彼の言うとおりに逃げ馬の後ろにつけての敗戦だったらどうだろう?
勝ちに行って負けたのなら、勝馬投票券購入者は納得できるのではないか?
まあ、それも込みで考えないといけないのが前哨戦だろ?と言われればそれまでだ。
ただ、8大レースの勝馬には責任があると思う。

そんなことを考えてると、やはりルメールは見事。
前哨戦だから思い切った競馬ができたのかわからないが、逃げ馬の後ろでレースをし、最後は止まってしまったが、レース後のコメントで「今日はアグレッシブにレースをして、一所懸命走っていました。今日は距離と馬場がきつかった。」

これは納得だろう。
勝ちに行ったが、馬場と距離が合わなかった。
単純明快な敗戦理由だ。
なら、馬場と距離が合うところなら、世代の上の方の能力があるということだろう。
これからは2,000メートルがターゲットになるのだろう。
陣営やオーナーはそこに合うものを選択していける。
馬に合ったレース選択は、きっと良い結果を生むのではないかな。
血統も高評価だしね。
勝負に行ったから見えてきたものでしょうよ。

katsuさんが昔よく話してた。
間に合うとはどういうことか?
松山弘平は間に合わないレースをしたと思う。

勝馬以外は等しく負け。
デアリングタクトは、アーモンドアイ、コントレイル、ギベオンに負けた馬。
もちろん、これで終わりではないだろうけどね。

んー、でもなんとなくあの騎手系の匂いがしないこともないんだよなあ。
杞憂であって欲しい。
これから素晴らしい騎手になって欲しい。
無敗の牝馬3冠馬の経験を活かして。

そんなふうにレースを回顧していくと、それぞれの馬に良かったんじゃないかな?
テーマがはっきりしたというか。
こちらはそれを忘れずに馬券に活かせれば…

しかしさあ、毎週レースが終わってさ、「やっぱ…典弘、ルメール、武豊、福永祐一は恐ろしいなあ」てなのばっかだな。
経験ではなかなか上回れないだろうしね。
若さ爆発!とか、老獪で狡猾!とかで1発はめ込まないと、なかなか普通にやって上回るてことにはなんないんだろうね。
腐っても鯛ていうしね。

なんていうかレースを飲み込むような馬が強い馬なんだろうね。
勝負にいって不利な条件で凌ぎきって辛勝か、最後に交わされたとかね。
得意条件では寄せ付けない完勝てなね。

やっぱストロングスタイルじゃないとね。
日本競馬は弱くない。
いつ何時、誰の挑戦でも受ける。
それが王者なんだろうね。
今考えるとメイショウドトウてカッコいいね。
ある時期はテイエムオペラオー以外に負けなかった。
負けたのはテイエムオペラオーを上回った馬だけ。
そして、テイエムオペラオーと2人で衰え、世代交代を見届け去っていく。

たまんないね。

とか言いながら、その時期は競馬から少し離れていた時だけど。
何度も書いたが、まずkatsuさんに出会い、それからtakuさんに出会わなければ、こんなに競馬が面白くなってないし、こんなに長い間やり続けることにはならなかっただろう。

何ももない、何も成せなかった、何も成そうとしなかった俺に残ったのは、本と音楽と競馬だ。
なぜか付かず離れずそばにあった。
腐れ縁は柔らかく締めつける。

ま、時に置き去りにされるのも悪くないのかもね。

pirocks

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