日曜両メイン3着は9番人気でシンクロ

日曜両メイン3着は9番人気でシンクロ

みなさんどうでしたか?
小倉も京都も東京も…どれもこれも馬場が読み難いかんじでしたね。
内なのか外なのか?
前なのか後ろなのか?
基本は小倉と京都は開催進んで直線は外。
馬によっては内も距離ロスない分ハマるかも?
東京は…これがなんとも言えない。
おそらくだが、直線は真ん中が良いが内もまだ使える。
スローなら内前目、流れれば真ん中差しかな?
こう書くと、当たり前じゃん!て感じだけど、先週までの東京はペースに関わらず、とにかくラチから2頭目くらいまでだった気がする。

能力、枠、騎手と考えることが多かった。
もっとはっきり、内なら内、外なら外、前なら前、後ろなら後ろと傾向が出れば楽なんだろうけど…
3場開催で、ただでさえ頭を使うのに、こうなってくるとお手上げ。
サイコロ転がして決めた方が当たるんじゃないか?て気がする。
今考えれば、土曜の東京はわりと良いペースのレースが多くて後ろからで、日曜はスローが多かったのかもしれない。
競輪みたいに先導車がいればなあ…

やっぱメインの結果に引っ張られるよね?
土曜のクイーンカップ見て、こりゃ日曜の共同通信杯も上がり重視だ!
外からでも来れる!て思った人多かったやろ?
ところがどっこいである。
日曜は京都の京都記念も、東京の共同通信杯も9番人気の馬が3着に粘り1番人気が絡むものの3連複万馬券となった。
なんなんだその9番人気シンクロ?
でも、けっこう両メイン似たような展開で決着てあるような気がするね。
なんでだろ?
人気は人の気、多くの人の死角になりやすい展開だったのは間違いないだろう。
ちょっと考えてみよか?

まず先ほども書いたが前提としてのクイーンカップ。
2番人気のサフィラが好スタートから先行したが沈んだ。
生パドックだったが、ちょっと元気がないように見えたが崩れすぎか。
直線、逃げる9番人気モリノレッドスターは内を選択。
それを内から交わそうとし、けっきょくは外に切り替えた6番人気サクセスカラーが2列目から追う。
それを見ながら、なんとか抜けてきた3番人気3列目アルセナールだが、後方外から1番人気クイーンズウォークが差し切り、3着には最後方からルージュスエルテ。
この結果を踏まえると…
内目前目も良いけど、外差しも有効。
東京は直線も長いし、1日進めばさらに外傾向になるかな?なんて気がしてた。

ところがどっこい、頼むぜマッコイ!あんたは金さえ出せばクレムリン宮殿も引っ張ってくるんだろ?とエリア88ジョークも飛び出す驚きの展開が待っていた。
共同通信杯である。
今週忘れてはならないことの一つ、「田辺裕信が逃げるとスローになりがち。」
このファクターに、3歳でキャリアが浅く、競馬を教えてる段階というファクターが…
好スタートからパワーホール田辺が前へ。
3番人気エコロシュヴァルツ武豊、1番人気ジャンタルマンタル川田も好スタート。
この2頭はペースの影響か引っかかった。
ジャンタルマンタル川田はなんとか納まった感じだったが、エコロシュヴァルツ武豊はどうにもならない感じ。
3歳の早い時期にぶっ放してしまうと、次からが難しくなるらしいしね。
まだ先は長い、これはしょうがない。
そして匠の技を発動させたのが戸崎圭太である。
この男の取捨選択に迷われてる人が多い印象。
だが…「戸崎のことは俺に聞け!」である。
今回はピロ理論は反応しなかったが…
進路取りとか言いたいことはわからんでもないが、馬が良ければきっちり仕事をするのがこの男。
信じるものは足元掬われることもあるが、救われることもある。
スタートは普通だったがレース後のコメントを見ると…
「ペースが遅くなると思いポジション取りに行きました。」
おそらく、田辺が行くならスローと読み切っていたのだろう。
足掻く武豊、なんとか納めた川田を横に見ながらの先行策。
ファンタスティック!ナイスですね!これで勝負有り。
ディマイザキッドとキングも、上がり最速32.5で内を良く詰めてきたが、スローでローでタフな競馬で3着に残す田辺裕信。
何度かやると結果は違っていたろうが、田辺の魔法を解けたのは戸崎だけだった。
ジャンタルマンタルと川田は何回やっても馬券内な気がするけどね。
すでに血統研究所taku所長の評価は出てるが、ジャスティンミラノは見落としがあったらしく1Aの高評価。
戸崎がダービージョッキーになるのか?楽しみである。

んで、京都記念だが…
レース前に「つのちゃん」と…

「ラヴェルあるよね?」

「あると思うでぇ。」

「べラジオオペラはダービー4着、ラヴェルはオークス4着か…」

「やで。」

「ここで出会うとかロマンティックじゃん!あるね?」

「あるある。」

重賞予想にも書いたが、パドック見ても素直に行けば、プラダリア池添謙一である。
だがしかしである、愛の戦士ロマンティックピロちゃん発動である。
サイト予想通り買いレースに臨んだ。

外からアフリカンゴールド国分がハナを主張。
好スタートのバビット団野大成がすんなり譲る。
もう一つの今週忘れてはならないこと、「団野大成はやる時はやる男。」
逃げ馬から少し離れた単独2番手から直線で内。
レース後のコメントは「今日は途中から内も伸びていたので。」
ファンタスティックである。
多くの有力馬が直線外に進路を取る中、一発狙った好判断。
馬の能力が互角なら…と思わせる騎乗だった。
ただ…それを軽く上回ったのがプラダリア池添謙一。
やっぱやれる馬で内目の枠の池添謙一はやばい。
スタートして真っ直ぐ走らせてから内へ。
コース、位置取り、仕掛け所…すべてが完璧。
パーフェクト超人池添謙一である。
1番人気べラジオオペラの横山和生はレース後インタビューで、「勝馬が相手と見てました。」
プラダリアとべラジオオペラの一騎打ちだったか?
個人的には、先を考えるとべラジオオペラに勝って欲しかったが…
中距離古馬戦線異常あり!とはならないが、だからといって誰を中心に回っていくのか…

サウジアラビア、ドバイと海外高賞金レースに多くの有力馬が向かう中、国内の残った馬で、大阪杯、天皇賞を争うことになる。
大阪杯G1昇格しなくて良かったじゃん!
札幌記念の方が良かったんじゃん?てなことになりそうである。
欧米か!じゃなくて…欧米化!でもなく…
中東か!で、国内は空洞化!である。
これはどがんかせんといかんが、内弁慶でもいかん。
国内を充実させつつ、世界へ日本の血を環流させなければならない。
おもてなしつつ、恩返しなのだ。
世界的に衰退傾向にあるといわれる競馬。
海外トップランカーの来ないジャパンカップを、数字だけで世界一のレースなどと煽られて、良い気になってる場合じゃないのだ。
日本のものづくりは世界を目指していたから凄かった。
日本の馬づくりもそうあって欲しい。
日の丸を背負い世界へ挑戦する姿を見て、我々は誇りに思い、勇気を与えられるのだから。

国外組「おめぇら、俺たちがいないからってしょっぱい競馬すんなよ?お客さん哀しませんな!」

国内組「あんだ?てめぇらこそ、こいつらが代表なら日本競馬もたいしたことねぇな!とか言われるような恥ずかしい競馬すんなよ?」

国外組「はあ?なんばいいよっと?秋にはわしら追いかけて外の馬が来るくらいぶちのめしちゃるけん安心せぇ。」

国内組「上等じゃ!まとめて面倒みちゃるわ。旅のもんの風下に立つわけにはいかんけんのう!」

凱旋門でエルコンドルパサーを薙ぎ倒したモンジューを、ジャパンカップでスペシャルウイークが一刀両断。
そんな時代もあったねと…いつまでも言わせんな!
また見せてくれよ!
ライブハウス東京競馬場で待ってるからさ。

pirocks

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