古くは、ステイゴールド、ルーラーシップ、トゥザグローリー、ミッキーロケット等、実力はあるが、どちらかと言えば「あと一歩」な馬達の登竜門的なレース。
過去10年で見ると、明け4歳が【7-5-1-19】と、圧倒的な数値を出している。
今年は、後のダービー馬ロジャーバローズを京都新聞杯で負かし、菊花賞6着からのレッドジェニアル56kgトップハンデ、そのレッドジェニアルに菊花賞で先着した紅一点メロディーレーン49kg、条件戦からも3勝馬モズベッロ52kgの3頭が参戦。
一番人気が予想されるレッドジェニアルは、重賞馬。鞍上もレジェンド武豊と大幅強化で、連軸確定とも見える。が、本当にそれで良いか?
この3頭を比較してみると、こんな感じ。
●芝2400m 勝率、連対率、複勝率
モズベッロ【1-0-0-0】100% 100% 100%
メロディーレーン【1-0-1-1】33% 33% 67%
レッドジェニアル【0-0-0-1】0% 0% 0%
●京都芝コース 勝率、連対率、複勝率
モズベッロ【2-1-0-1】50% 75% 75%
メロディーレーン【0-0-2-4】0% 0% 30%
レッドジェニアル【2-0-2-1】40% 40% 80%
●斤量
モズベッロ 52kg
メロディーレーン 49kg
レッドジェニアル 56kg
こう書くと、ちょっとレッドジェニアルが怪しく見えてくるから不思議だ(^-^)
更に、前走の菊花賞では、メロディーレーンに先着を許し、そのメロディーレーンは、5着ながら上がり3ハロン1番時計。
こうなると、やはり人気を鵜呑みにはし辛い。
一番人気となると、複勝一点では馬券の妙味もなく、扱いが難しい。
現時点では、安定感からモズベッロ、メロディーレーン、レッドジェニアルの順と見て、上位二頭の何れかから、単勝又は複勝一点勝負か、馬連流しが吉か?
中々、難しい…
ちなみに、7、8歳馬は、複勝率0%なんで圏外で良い。
当日の気配も含め、もう少し考えてみる。