オーシャンS2022過去10年の傾向データ

オーシャンS2022過去10年の傾向データ

オーシャンS(G3)は、中山芝1200mで行われる4歳以上の別定G3。
後の高松宮記念のステップレースで、1着馬には優先出走権が与えられる。
10万馬券4回、100万馬券1回の波乱のレース。
では、過去10年の傾向データを見ていこう。

 

●人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3-3-1-3 30.0% 60.0% 70.0%
2番人気 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
3番人気 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
4番人気 0-1-2-7 0.0% 10.0% 30.0%
5番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
6番人気 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
7番人気 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
8番人気 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
9番人気 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
10番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
11番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
12番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
15番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0-0-0-0 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0-0-0-0 0.0% 0.0% 0.0%

●開催年 3着内人気
2021年 11-1-6
2020年 1-3-2
2019年 1-2-7
2018年 10-2-1
2017年 1-3-4
2016年 5-4-8
2015年 7-1-4
2014年 3-11-9
2013年 2-1-7
2012年 9-5-14

1番人気は、勝率30%、連対率60%、複勝率70%と、連軸、3連軸としては機能しているが、頭としては固定し辛い。
中心は、1~5番人気。
勝ち馬の60%、2着馬の100%、3着馬の40%が該当。
2着馬が100%なので、3連軸はここからが良さそう。
2桁人気は、2021年1着(11番人気)、2018年1着(10番人気)、2014年2着(11番人気)、2012年3着(14番人気)と、馬券率40%で注意が必要。

 

●馬齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳馬 2-1-2-24 6.9% 10.3% 17.2%
5歳馬 6-2-4-32 13.6% 18.2% 27.3%
6歳馬 1-5-1-26 3.0% 18.2% 21.2%
7歳~ 1-2-3-48 1.9% 5.6% 11.1%

5歳>4歳>6歳>7歳以上の順。
5歳は8連対、6歳は6連対と好成績。

 

●所属 成績 勝率 連対率 複勝率
関東馬 5-5-5-54 7.2% 14.5% 21.7%
関西馬 5-5-5-70 5.9% 11.8% 17.6%

頭数は、全て同数だが、率では若干、関東馬か。

 

●枠順 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 3-2-1-14 15.0% 25.0% 30.0%
2枠 0-2-2-16 0.0% 10.0% 20.0%
3枠 0-1-2-17 0.0% 5.0% 15.0%
4枠 3-0-1-16 15.0% 15.0% 20.0%
5枠 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0%
6枠 2-1-0-17 10.0% 15.0% 15.0%
7枠 1-1-2-16 5.0% 10.0% 20.0%
8枠 0-1-1-18 0.0% 5.0% 10.0%

内外の差は無いが、やや内が優勢。

 

●脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
先行 5-4-1-25 14.3% 25.7% 28.6%
差し 4-4-4-53 6.2% 12.3% 18.5%
追込 0-0-4-46 0.0% 0.0% 8.0%

先行>逃げ>差し>追込の順。
オーバーペースになると逃げ切りは難しくなるので、先行が優勢。

 

●前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
ラピスラズ 3-0-0-11 21.4% 21.4% 21.4%
シルクロー 2-3-1-38 4.5% 11.4% 13.6%
カーバンク 1-1-1-10 7.7% 15.4% 23.1%
淀短距離S 1-0-1-3 20.0% 20.0% 40.0%
洛陽S 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
香港スプリ 1-0-1-2 25.0% 25.0% 50.0%
アクアマリ 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
スプリンタ 0-1-2-3 0.0% 16.7% 50.0%
阪神カップ 0-1-0-8 0.0% 11.1% 11.1%
京阪杯 0-1-0-4 0.0% 20.0% 20.0%
京都牝馬S 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
根岸S 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
タンザナイ 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
阪急杯 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%
東京新聞杯 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
京洛S 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
斑鳩S 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
その他 0-0-0-42 0.0% 0.0% 0.0%

前走1200mのレースが中心で、同距離ならレースの格は問われない。

 

●前走人気 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1人気 4-2-0-7 30.8% 46.2% 46.2%
前走2人気 0-0-3-10 0.0% 0.0% 23.1%
前走3人気 1-0-1-13 6.7% 6.7% 13.3%
前走4人気 1-2-1-9 7.7% 23.1% 30.8%
前走5人気 0-3-0-7 0.0% 30.0% 30.0%
前走6~9人 2-2-2-33 5.1% 10.3% 15.4%
前走10人~ 1-1-2-49 1.9% 3.8% 7.5%

前走1~5番人気中心。
勝ち馬の70%、2着馬の70%、3着馬の60%が該当。

 

●前走着順 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1着 4-0-2-23 13.8% 13.8% 20.7%
前走2着 2-4-0-9 13.3% 40.0% 40.0%
前走3着 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
前走4着 1-0-3-7 9.1% 9.1% 36.4%
前走5着 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
前走6~9着 2-1-1-25 6.9% 10.3% 13.8%
前走10着~ 1-3-4-54 1.6% 6.5% 12.9%

前走1~4着が中心。
勝ち馬の70%、2着馬の40%、3着馬の50%が中心。
特に1、2着馬が優秀で、前走連対馬には注意が必要。
負けた馬の巻き返しは、1.9秒差以内がボーダーラインで、2.0秒差以上負けからは、3着が2頭のみで割引き。

 

●馬券になった2桁人気馬の共通点
4頭中3頭が該当する共通点をまとめた

・前走重賞
・前走1200m
・前走9番人気以下
・関東馬
・当日10~11番人気
・4枠、8枠
・逃げ~先行馬

 

●まとめ
【勝ち馬候補】
スマートクラージュ
ナランフレグ

【2、3着候補】
ジャンダルム
ダディーズビビッド
デトロイトテソーロ
ビオグラフィー
マイネルジェロディ
マリアズハート

全項目をクリアしたのはスマートクラージュとナランフレグの2頭。
8連対の5歳馬で、脚質も先行となれば、スマートクラージュの方が一枚上手の評価で良さそう。
これが中心。

ナランフレグは、強烈な上りがあり、しかも安定している。
ただ、どちらかと言うと左回り巧者で、中山も 0-0-0-3 と中々買い辛い数値が出ている。

2桁人気が予想されるのは、ダディーズビビッドとビオグラフィー。
前者は、前走、最後の直線で前が壁になる不利で、全く追えなかった。
まともなら、もっと前進して良い。

ビオグラフィーの前走は、馬場の良い真ん中を選択して、クビ差の勝利。
S指数も高く、小回りも向いており、要注意。

1番人気が予想されるビアンフェだが、中心とできるファクタをクリアしておらず、あるとすれば当日人気と馬齢くらい。
昨年の3着馬なので、条件が合わないという事は無いとは思うが、前走があまりにもあっさりで、強調し辛い。
危険な人気馬となりそう。

スマートクラージュ軸の2桁人気2頭に、残りから数頭を加えた3連系の流し馬券が面白そう。
3連複を押さえに、3連単で決めたい。

(編集長・katsu)

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