凱旋門賞2022出走馬血統診断

凱旋門賞2022出走馬血統診断

2022凱旋門賞各馬評価

今回の血統研究所は、目前に迫った凱旋門賞の出走馬の血統評価をおこなってみたい。皆様の参考になれば幸いである。では早速だが、各馬評価を以下に掲載する。※並びは9/23現在のブックメーカーの人気順。また出走馬が確定すれば都度追加する予定である。

Luxenbourg(Camelot×Attire by Danehill Dancer)牡・19生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:7 結:7 土:3 弱:1 影:2 集:6 質:4 再:5 SP:4 ST:3 特:0
合計:(42/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M □ I 〇 C □ L ×
ダ:S × M △ I × C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:△ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:普通 成長型:早め

〇 短評

主導は、前面でクロスしたデインヒル4×3を呼び水とした、Natalmaを伴うNorthern Dancer4・6・6×5で明確。呼び水となったデインヒル傘下において、Buckpasser.His Majesty(=Grustark)がクロスし、呼び水としての効果は良好。また、次いで影響の強いLalun-Be FaithfulもBlue Larkspurを通じ、デインヒル傘下に収まり、欧米系が入り混じった配合ながら、その結合力も比較的強固である。従って、サラブレッドの血統の背骨を形成する主導・結合の評価は高い。惜しむらくは、Wild Riskの世代ズレや、弱点の派生。7代目以降ではあるもののPrince Rose系の結合が果たされていない点。とは言うものの、強調された母父Danehill Dancerへの血の集合力の高さや、欧米系の血をきめ細かく生かし、底力ある配合。本質は、芝向きの中距離タイプ。ダートはこなせる程度だが、重馬場は対応可能。長く脚を使える可能性を指摘しておきたい。

 

Alpinista(Frankel×Alwilda by Hernando)牝・17生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:7 結:7 土:3 弱:1 影:2 集:6 質:4 再:5 SP:4 ST:3 特:0
合計:(42/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S △ M 〇 I 〇 C △ L ×
ダ:S △ M 〇 I □ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低め 成長型:普通

〇 短評

前面でクロスしたMiswaki4×4は中間断絶の為、主導は、Natalmaを伴うNorthern Dancer4・5×5・5。Miswakiクロスの影響も強い為、やや主導の明確性に影を落としているが、血統の4ブロックにNorthern Dancerを配し、主導として有効に機能している。また、前述のMiswakiクロスがBuckpasser.Raise a Native.Princequilloをクロスさせ、主導と強固に連動。この部分がこの配合の能力の源泉であると言える。父が抱える独系統の生かし方に弱さがある為、やや成長力に欠ける可能性は否定できないが、Turn-toの中間断絶や、Gold Bridgeを生かしたThong(=Ridan)由来のスピード・切れ味は魅力的で、小気味よい差し足に良さがあるタイプ。本質は、芝向きのマイル~中距離タイプで距離適性の幅は比較的広い。ダート・重馬場もこなせる全天候型。血の集合にも良さがある為に、仕上がった際には力強い競馬を見せる可能性は指摘しておきたい。

 

Torquator Tasso(Adlerflug×Tjuana by Toylsome)牡・17生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:5 結:7 土:2 弱:1 影:2 集:4 質:5 再:6 SP:2 ST:5 特:1(主導牡牝と通じたクロス)
合計:(39+1/60)点 クラス:3B+
Ⅱ 日本適性:× 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M × I 〇 C 〇 L 〇
ダ:S × M × I △ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:△ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低い 成長型:晩成

〇 短評

前面でクロスしたAlya(=Allegretta)は単一クロスであるものの、主導たるBirkhaln6×6・7を含み、Tantieme等の特殊な欧州系を生かし全開させた為、有効なクロスでありスタミナの核として機能している。惜しむらくは、Never Bendの影響も強く、Birkhalnが明確な主導として機能しなかった点か。反面、Northern Dancer.Native Dancer.Buckpasserが結合のアシストを行い、影響の強いクロスが辛うじて連動したのは幸運だと言えるか。本質は芝向きの長距離タイプ。ダートは不得手だが、重馬場はこなせる。これぞドイツ馬と言える質実剛健な配合である。仮に、国内でデビューした場合スピード不足のレッテルを貼られる可能性が高く、このような配合を構築し、無事に開花させるかの国の馬産に畏敬の念をいだくものである。

 

タイトルホルダー(ドゥラメンテ×メーヴェ by Motivator)牡・生
有効世代数:代目

Ⅰ 主:5 結:8 土:4 弱:2 影:2 集:4 質:4 再:6 SP:4 ST:4 特:0
合計:(43/60)点 クラス:1A
Ⅱ 日本適性:△ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M △ I ◎ C 〇 L □
ダ:S × M □ I □ C △ L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低い 成長型:遅め

〇 短評

前面でクロスした、Mr.Prospector.Mill Reef.Hail to Reason.Northern Dancerは全て中間断絶クロスであり、一見すると煩雑な血統構成である為、確かに当馬の配合の限界点はここにあると言える。しかしながら、6代目において、母の主導であったNasrullah、父のスピード源であったAlmahmoudをしっかりとクロス。世代が一代進んでいる為、影響は弱くなったものの、父母の血の良さをしっかりと再現している点が最大の長所。この配合形態は、2代父キングカメハメハの最高傑作である、ローズキングダム(1A)と比較して、シンプルさには劣るものの相似性があり、当馬の配合も、かなりのハイレベルな配合だと言えるだろう。前面でクロスした各系統も強固な土台構造を形成した、Nearco19連、Hyperion18連を頼りにし、連動性が極めて高い。惜しむらくは日本適性には欠け、キレる脚はやや望みがたいものの、スタミナに裏打ちされたスピードにはかなりの良さがある配合である。本質は、芝向きの中~長距離タイプ。ダートはやや不得手だが、重馬場はこなせる可能性を秘める。

 

Vadeni(Churchill×Vadeerana by Monsun)牡・19生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:4 結:7 土:2 弱:1 影:2 集:5 質:3 再:5 SP:3 ST:3 特:0
合計:(35/60)点 クラス:2B
Ⅱ 日本適性:△ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M △ I 〇 C □ L ×
ダ:S × M △ I × C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:△ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低い 成長型:遅め

〇 短評

前面でクロスした、Northern Dancer.Mr.Prospector.Secretariatは中間断絶の為、主導は、その仔Nasrullahがクロスするものの、Northern Dancerを呼び水とし、6代目から影響を行使したNearco12連。また、Birkhahn7×6の影響も強い。従って、主導としては不明瞭な配合であり、ここが当馬の配合の限界点である。とは言うものの、前面のNorthern Dancer.Mr.Prospector.Secretariatが全体の結合を上手くアシストしており、前述のBirkhahnも9代目Phararisで主導と連動するなど、特殊な独系統の血を生かした点はこの配合の長所。明確な主導を作れなかった為に、一息もどかしい配合で、詰めの甘さをみせやすいタイプだが、Gold Bridge.Mieuxce.Prince Chevalier.Acroporis(=Alycidon)等、欧州系の血をきめ細かく生かしており、底力には期待できる配合である。本質は、芝向きの中距離タイプ。ダートは不得手だが、重馬場はこなせる。長く脚を使えるタイプ。

 

Adayar(Frankel×Anna Salai by Dubawi)牡・18生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:8 結:8 土:3 弱:2 影:3 集:6 質:4 再:4 SP:4 ST:4 特:0
合計:(46/60)点 クラス:1A
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M △ I 〇 C ◎ L □
ダ:S × M × I □ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:△ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:普通 成長型:遅め

〇 短評

主導は、Northern Dancer4・5×5・6・7の系列クロスで明確。次いで、Mr.Prospector.Buckpasser.Where You Leadで血統を構成。更に、Turn-toを伴うHail to Reason.Princequilloも主導と連動し、全体の結合力は非常に強固であり、7代目までに存在するクロスはほぼ、主導と連動を果たしているのは、驚異的であると言える。この主導・結合を高いレベルで維持した配合は近年稀であり、当馬の能力の一端を示していると言える。加えて、血の集合も父父Galileoに存在し、破壊力のある血統構成。惜しむらくはAllegrettaの再現がやや弱い点であるが、これは致し方ない部分であるとも言える。本質は、スピード・スタミナ兼備の芝向きの中~長距離タイプ。ダートは不得手だが、重馬場は得意なタイプ。是非とも無事な開花を望みたい一頭である。

 

Onesto(Frankel×Onshore by Sea The Stars)牡・19生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:4 結:7 土:4 弱:1 影:1 集:6 質:4 再:5 SP:4 ST:3 特:0
合計:(38/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S × M 〇 I 〇 C × L ×
ダ:S × M □ I × C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低め 成長型:普通

〇 短評

前面でクロスしたUrban Sea3×3は単一クロスの為、主導はDanzig4×5の系列クロス。一見、明瞭な主導に見えるが、Urban Seaの影響の強さや、Danzigの父Northern Dancerも4代目でクロスしている為、さほど明確な主導となり得なかった点は惜しまれる部分である。とは言うものの、前述のUrban SeaがHail to Reasonと共に欧米系の血を纏め、主導へと連動させた点はこの配合の最大の長所。また、Blushing Groom5×5のスピードは妙味がある配合だと言える。加えて、特殊な仏系であるDjbel-TourbillonもLalun内Blue Larkspurを介し、間接的にではあるが主導と連動させたのは見るべき部分である。本質は、芝向きのマイル~中距離タイプ。ダートはこなせる程度だが、重馬場は比較的得意なタイプ。また、多種のスピード・スタミナを生かした配合で、血統全体での再現性が高く、器用な競馬をみせられるタイプ。

 

Westover(Frankel×Mirabilis by Lear Fan)牡・19生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:5 結:6 土:3 弱:2 影:2 集:3 質:3 再:5 SP:4 ST:3 特:0
合計:(36/60)点 クラス:2B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S △ M 〇 I □ C × L ×
ダ:S 〇 M □ I × C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低め 成長型:普通

〇 短評

主導は、その母Natlmaを伴うNorthern Dancer4・5×5・6。次いで、Mr.Prospector5×4、Nashua7×5・6の系列クロスの影響が強い。従って、主導としてはかなり不明瞭な配合であり、ここが当馬の配合の限界点であると言える。また、母の父であるLear Fanの世代が古く、致命的では無いものの、War Admiralが世代ズレをおこすなど、世代の問題も大きく、結合力には一定の良さがあるものの、安定感には欠ける血統構成。とは言うものの、その世代の古いLear Fan内において、Gold Bridge.The Bossを生かした、Lt.Stevens(=Thong)やBull Lea(Plucky Liegeの落失によりスピードが強調されている)のスピードを前面で生かし、4代目に配されたHail to Reasonの単一クロスが欧米系の血を取りまとめており、結果的にうまく連動したのは幸運。本質は、芝・ダート兼用のマイルタイプ。重馬場もこなせる全天候。前述のように安定感には欠け、血の集合も散漫である為に、一息もどかしい配合ではあるが、欧州馬としてはスピードに良さがあるタイプ。

 

La Parisienne(Zarak×Skysweeper by Hurrycane Run)牝・19生
有効世代数:10代目

Ⅰ 主:5 結:7 土:4 弱:2 影:3 集:5 質:4 再:5 SP:3 ST:5 特:0
合計:(43/60)点 クラス:1A
Ⅱ 日本適性:× 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M × I □ C ◎ L 〇
ダ:S × M × I □ C △ L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:低い 成長型:晩成

〇 短評

主導は、その父Mill Reefを伴うShirley Heigths5×5。次いで、その父母であるNorthern Dancer/Flaming Pageを伴うNijinsky6×5、Raise a Native6・7×6・7の系列クロスで血統を構成。また珍しくはあるが、Sheshoon7×6の影響も強い。従って主導としては不明瞭な配合であり、母が抱える独系統を生かせなかった点も踏まえると、当馬の配合の限界点はここにあると言える。とは言うものの、血統全体におけるスタミナの血の生かし方にはかなりの良さがあり、有効世代数が10代目となった点も踏まえると、全体の結合力は強固な配合だと言える。細かい血の生かし方にもかなりの良さがあり、Vilmorin-Gold Bridgeのスピードを隠し味的に生かし、Pharos(=Fairway)を通じて主導と連動させる等、見るべき点も多い配合である。スタミナ勢力は前述のように、非常に強靭で、スピード勢力はそれに劣るものの最低限のレベルにはあると言える。本質は、芝向きのクラシック~長距離タイプ。ダート・重馬場はこなせる程度。そのスタミナを生かし、自ら競馬を作る流れがあっている配合馬である。仮に国内でデビューした場合、スピード不足のレッテルを貼られやすいタイプだが、質実剛健な血統であり、無事な開花を望みたい一頭。

 

ドウデュース(ハーツクライ×ダストアンドダイヤモンズ by Vindication)牡・19生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:7 結:6 土:2 弱:2 影:3 集:4 質:3 再:5 SP:3 ST:3 特:0
合計:(38/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S × M 〇 I 〇 C △ L ×
ダ:S × M △ I △ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:△ 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:普通 成長型:普通

〇 短評

主導は、Northern Dancerを伴うLyphard4×4。この主導は、単一クロスであるHail to Reasonの結合アシストを受け、比較的明瞭に機能している。また、主導内はHurry Onを伴うCourt Martialが生きている為、主導であるLyphardは、本来のマイル向きのスピードタイプでは無く、中距離スピードタイプへとシフトしていると考えて良い。惜しむらくは、Pharamondの世代ズレにより、父父サンデーサイレンスのスピード再現が中途半端になった点で、上位レベルにおいてはスピード不足を見せる可能性は否定できない。とは言うものの、明確な主導と、前面の結合力の強さはなかなかのレベルであり、好調期には強い競馬を見せる可能性は否定できない。本質は芝向きのマイル~中距離タイプ。ダートは不得手で、重馬場はこなせる程度。配合としての方向性はあっているものの、主導内の充足率の低さから、思ったほどの成長を見せない可能性を指摘しておきたい。

 

ディープボンド(キズナ×ゼフィランサス by キングヘイロー)牡・17生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:5 結:6 土:2 弱:2 影:1 集:6 質:4 再:3 SP:4 ST:3 特:0
合計:(33/60)点 クラス:2B
Ⅱ 日本適性:〇 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S □ M 〇 I □ C × L ×
ダ:S 〇 M □ I △ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:低め 成長型:普通

〇 短評

主導は、Northern Dancerを伴うLyphard5×4。かなり明確な主導に見えるが、より前面でクロスした、Halo4×4の中間断絶クロスや、Sir Ivor6×4の系列クロスの影響もかなり強いうえに、血統全体で多数派を占めるのがTeddy系である為、明確な主導足り得なかった。また、主導内において、Clarissimus.Ksar等をおさえ、その生かし方は悪くは無いが、やはりHurry Onの欠落は惜しまれる点であり、その意味においても、スピードに良さはあるものの、ややバランスを欠いた主導だと言える。また、父母の傾向をかなり無視した配合であり、血の濃さがあるものの、開花率は高いとは言い難い。反面、Halo.Sir Ivorの結合アシストは良好で、血の集合も強調した母父であるキングヘイローを圧倒的に強調し、この部分が当馬にとって大きな武器である事は間違い無く、仕上がった際には鮮やかな競馬を見せる可能性は否定できない。本質は、芝・ダート兼用のマイル前後に向くタイプだが、生かされた血の内容から、重馬場への適性をある程度秘めている。また、血の濃さや、影響度バランスの不安定さから、安定性に欠けるタイプである事は指摘しておきたい。

 

ステイフーリッシュ(ステイゴールド×カウアイレーン by キングカメハメハ)牡・15生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:6 結:6 土:2 弱:3 影:2 集:5 質:3 再:3 SP:3 ST:3 特:0
合計:(36/60)点 クラス:2B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S × M □ I 〇 C △ L ×
ダ:S × M □ I × C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低め 成長型:遅め

〇 短評

前面でクロスしたHail to Reason4×5は単一クロスであり、Northern Dancer5×6・6(母内8代目Northern Dancerは世代ズレと判断)は中間断絶であり、父の主導となったAlmahmoudは世代ズレをおこした為に、主導は、その父Mahmoud6・7・7・8×5・9・9の系列クロス。次いで、Lady Angela6・7×8・8、Nasrullah6×6・7・7・8(母内9代目Nasrullahは世代ズレと判断)の系列クロスで血統を構成。Almahmoudが世代ズレをおこした為に、結果的にはかなりシンプルな配合となっており、幸運な配合であると言える。しかしながら、Sanctus4×7の世代ズレも生じており、前述のMahmoud.Nasrullahの位置から見てもわかるように、世代の問題が非常に大きい配合だと言える。従って、安定性には欠ける配合だと言わざるを得ない。とは言うものの、これといった弱点は無く、Gainsborough系の血の流れにはかなりの良さがある。更に、強調された母母シルバーレーンに血を集合。仕上がった際には力強い競馬を見せる可能性は否定できない。本質は、芝向きの中距離タイプ。ダートはこなせる程度だが、ノーザンテーストの影響の強さや、米系の連動性の高さから、重馬場は得意なタイプ。また、結合こそ弱いものの7代目以降の欧州系の血の生かし方には良さがあり、長く脚を使えるタイプ。

 

(taku.O)
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