注目馬評価 シルクメビウス

注目馬評価 シルクメビウス

シルクメビウス(ステイゴールド×チャンネルワン by ポリッシュネイビー)牡・06生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:5 結:6 土:2 弱:3 影:3 集:5 質:4 再:5 SP:4 ST:3 特:3(母伴性血統牝馬 Busanda)
合計:(40+3/60)点 クラス:3B+(1A)
Ⅱ 日本適性:〇 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S × M 〇 I 〇 C △ L ×
ダ:S × M 〇 I □ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:普通 成長型:遅め

〇 短評

主導は、前面でクロスしたNorthern Dancer5×4・5の中間断絶を呼び水とした、Almahmoud5・7×6・7、Lady Angela6・7×6・7の系列クロス。この両者は、Northern Dancerの傘下である点というだけでなく、血統全体で15連存在するGainsboroughで連動しており、その相性自体は悪くなく、この血の流れの良さが当馬の能力の源泉であると言える。また、Almahmoudが5代目からクロスした事により、9代目Spearmintを通じて、Sir Gallahad(=Noor Jahan=Bull Dog)を、Fair Playを介してMan o’Warを主導と連動させた点は見るべき部分である。更に、Sickle(=Pharamond)6×8・8を、Phalarisを通じて、Northern Dancerと連動。父の父サンデーサイレンスのスピード再現に成功している。惜しむらくは、Blue Larkspurや、Teddy系の連動が図られておらず、成長力にはやや疑問が残る血統構成となった点か。とは言うものの、前述のMan o’Warや、Donatello7×6の系列クロスが、しっかりとしたスタミナの核を形成。一介の短距離馬では無い。本質は、芝・ダート兼用のマイル~中距離タイプで、重馬場はこなせる程度。影響度バランスを(4-3-10-3)と非常に美しく纏めており、血の集合も強調された母の父ポリッシュネイビーにある程度見られる事から、仕上がった際には鮮やかな競馬を見せる可能性を指摘しておきたい。加えて、母であるチャンネルワンがハートライン上にBusandaを3×5の強度でクロスさせており、本馬の能力形成に寄与している可能性を指摘しておきたい。

 

(taku.O)
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