距離適性は、ミオスタチン遺伝子をC/T型と想定して算出しております。当該のサラブレッドのミオスタチン遺伝子が、C/C型であれば一項目左へ、T/T型であれば一項目右へずらして、ご閲覧頂ければ幸いに思います。
シルクロードステークス
エイシンフェンサー(ファインニードル×エーシンパナギア by エイシンサンディ)牝・20生
有効世代数:9代目
Ⅰ 主:4 結:8 土:3 弱:1 影:2 集:3 質:3 再:4 SP:4 ST:3 特:1(主導牡牝を通じたクロス)
合計:(35+1/60)点 クラス:2B+
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S △ M 〇 I □ C × L ×
ダ:S □ M 〇 I △ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:普通 成長型:晩成
〇 短評
前面でクロスした、サンデーサイレンス4×3は単一クロスの為、主導は、フォーティナイナー5×4の系列クロス。次いで、Northern Dancer-Nearcticと継続させた、Nijinsky5×6、Never Bend7×6の系列クロスや、Crimson Saint5×6の単一クロスで血統を形成。主導としては不明瞭な配合となった点が、当馬の能力の限界点を端的に示している。とは言うものの、これらクロスの連動性は図られている点や、一定の影響力を持ったPrincequillo系が、主導傘下に入り、スタミナを補給しており、これらが当馬の能力の源泉。惜しむらくは、父の母内Wishing Wellに弱点を派生させており、成長力に欠ける可能性を否定できない点か。本質は、芝・ダート兼用のマイルタイプで、重馬場はこなせる程度。ややムラな面を見せる可能性が否定できないが、土台構造の一端を担ったNearco23連から来る血の流れや、活かされたスピードにはある程度の良さがある血統構成である。
根岸ステークス
コスタノヴァ(ロードカナロア×カラフルブラッサム by ハーツクライ)牡・20生
有効世代数:9代目
Ⅰ 主:5 結:5 土:4 弱:1 影:3 集:2 質:4 再:5 SP:4 ST:3 特:1(主導牡牝を通じたクロス)
合計:(36+1/60)点 クラス:2B+(3B)
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S □ M □ I × C × L ×
ダ:S 〇 M 〇 I × C × L ×
芝適性:□ ダート適性:〇 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:普通 成長型:晩成
〇 短評
前面でクロスした、Mr.Prospector4×5は、途中Native Dancerがクロスするものの、ほぼ単一クロスの為、主導は、Northern Dancerを伴う、Storm Bird4×5。次いで、Hornbeam7×6の系列クロスや、Turn-to8×6の中間断絶で血統を構成。主導の不明瞭さはあるものの、各クロスの連動性は良好で、ここが当馬の能力の源泉。惜しむらくは、7代目以降において、きめ細かく生かした、Mr.Music.Pricequillo.Tourbillon等が離反した点で、思ったほどの成長力が期待できない点か。本質は、ダート向きのスプリント~マイルタイプで、芝や重馬場は慣れればこなせる程度。反面、Hyperion-Gainsboroughを介して、Owen Tudor.Precipticのスタミナを連動させた点は見るべき部分で、この部分の引き出しに成功すれば、長く脚を使えるタイプに育つ可能性を指摘しておきたい。
(taku.O)
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