WIN5傾向データ分析2022年3月6日

WIN5傾向データ分析2022年3月6日

さて、早いもので今年も既に2か月が経過。
未だ的中無しのWIN5。
クラシック戦線を前に、この辺りで1回くらいは的中させておきたい。

●WIN5対象週・過去10年の傾向


これは、過去10年の各レースの人気、払戻金、それらの平均値を出したもの。

各レースの平均値を見ていくと、1Rから3Rに向けて徐々に上り、また4R、5Rと下がっていく傾向。
ポイントは、2R、3R、4Rとなる。
中でも、3Rは、平均5.5と高く、過去10年で1回も1番人気が勝っていない上に最大13番人気まで見なければならない、超の付く難易度で、総流し候補だ。

ただ、今年は中山、阪神の2場開催で、昨年以降の3場開催とは、景色が違う。
この辺りがどのように影響するのかもポイントになるだろう。

 


これは、過去10年の各レースの人気別結果を表にしたもの。
何番人気が何回来ているのか?が分かる。

1R、2Rは4番人気以内、3Rは2~8番人気以内、4Rは1~8番人気以内、5Rは1、2番人気を中心に9番人気以内と見るべきだろう。
5Rの弥生賞以外は、行われているレースが毎年同じではないのに、ある程度の傾向が見えるのは、同じ時期に行われている同じようなクラスでのレースという大きな括りに当て嵌まるためと思われる。

 

●各レース過去10年の傾向データ
ここでは、各レース別の過去10年のデータから傾向を探ってみる。

 

1R目 湾岸S 3勝クラス 中山芝2200m 定量

1番人気 4
2番人気 3
3番人気 2
4番人気 0
5番人気 1

1~3番人気が中心。
馬齢では、4歳6勝、5歳4勝で、6歳以上からは勝ち馬が出ていない。
外回りコースで、速い上りが必要。
逃げるブレークアップ目掛け、ビッグリボン、ワイドエンペラー、アルビージャ、キングオブドラゴン、エドノフェリーチェ、スルーセブンシーズ、レヴェッツァの上り勝負になりそう。
ブレークアップは上りの脚もあるので、逃げ切りに注意が必要で、傾向外でも買い目に加えたい。

 

2R目 斑鳩S 3勝クラス 阪神芝1400m ハンデ

1番人気 2
2番人気 2
3番人気 3
4番人気 1
5番人気 1
6番人気 1

1~3番人気中心で、6番人気以内。
馬齢では、4歳5勝、5歳3勝、6歳2勝で、7歳以上からは勝ち馬は出ていない。
ただ、このレースは、2020年は京都芝1600mハンデ、それ以外は、京都芝1400m定量で行われており、昨年は阪神芝1400m定量。
今年は、阪神芝1400mハンデとなるため、以下のデータも算出した。

・阪神芝1400mハンデの過去10年
該当数:23件
単勝人気平均:3.69
払戻平均:963円
単勝万馬券:0回
馬連払戻平均:4406円
馬連万馬券:1回

単勝万馬券は無く、大波乱までは考えなくて良い。
ペース次第で前と後ろの明暗がハッキリ別れるコースでのハンデ戦。
やはり、前と後ろの両方を注意しなければならない。
オヌール、ブルーピリオドが前、ランドオブリバティ、ルプリュフォールが後ろと、やはり人気上位馬が中心。

 

3R目 総武S OP 中山ダート1800m 別定

1番人気 3
2番人気 4
3番人気 0
4番人気 1
5番人気 1

14番人気 1

中心は、1、2番人気を基本に、5番人気以内。
14番人気が1回来ており、単勝万馬券。
馬齢では、4歳4勝、5歳2勝、6歳3勝、7歳1勝となっており、4歳馬が中心となる。
全ての勝ち馬が、4コーナーを4番手以内で通過しており、前目の競馬ができないと勝ち切れない。
1番人気が予想されるバーデンヴァイラーは、4歳の先行馬。
前走も2番手からの競馬で、上り1番時計36.9秒、2着に0.5秒差という圧勝だった。
逆転目がありそうなのは、芝からの条件替わり組くらいで、ダート路線の各馬では勝負にならなそう。

 

4R目 大阪城S L 阪神芝1800m ハンデ

1番人気 2
2番人気 1
3番人気 1
4番人気 2
5番人気 1
6番人気 1
8番人気 1

13番人気 1

中心は、1~8番人気と広めに構える必要がある。
オープンクラスの非根幹距離のハンデ戦らしい傾向と言える。
馬齢では、4歳4勝、5歳1勝、6歳4勝、7歳1勝となっており、こちらも4歳馬が中心。
前半がスローで上り勝負になりやすいので、3~4コーナーを内で回り、一気に加速したい。
1番人気が予想されるレッドガランは、一昨年の勝ち馬で、マイラー寄りの中距離馬。
今年も中山金杯を勝つなど、衰えは見えないが、7歳馬という部分は強調し辛い。
ならば、持ち時計、上り時計上位の4歳牝馬アイコンテーラーの方か。

 

5R目 弥生賞 G2 中山芝2000m 馬齢

1番人気 4
2番人気 3
3番人気 0
4番人気 1
5番人気 0
6番人気 1
7番人気 0
8番人気 1
9番人気 1

中心は、1、2番人気。
ゴール前の急坂を2回越えるタフなコースで、ペースは落ち着きやすく、先行馬有利。
過去10年の傾向からは、マテンロウレオ、ドウデュース、アスクビクターモア、リューベック、ジャスティンロック、ロジハービンの6頭が勝ち馬候補となっている。

 

●まとめ
1R目 湾岸S 1~5番人気 + ブレークアップ
2R目 斑鳩S オヌール、ブルーピリオド、ランドオブリバティ、ルプリュフォール
3R目 総武S バーデンヴァイラー
4R目 大阪城S 1~8番人気
5R目 弥生賞 マテンロウレオ、ドウデュース

6頭+4頭+1頭+8頭+2頭=384通り

WIN5の傾向では、一番荒れるとなっている3R目だが、今年は2場開催によってOP別定の中山ダート1800mになった事が大きく影響し、レース傾向からは1点で勝負できそう。
心配な方は、条件替わり馬を加えておくと良い。
それよりは、4R目の大阪城Sの方が難解で、他のレースを絞れるなら全通りで行きたいくらいだ。

何度も言うが、WIN5の払戻平均額は、5,000万円。
絞る努力よりも、広げる努力が必要で、1点のケチがプラチナチケットを逃す事になる。

(編集長・katsu)

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