2020アンタレスS過去8年の傾向

2020アンタレスS過去8年の傾向

2011年までは、京都で行われていたアンタレスS(G3)。
以下のデータも、過去8年のものとなっている。
それでは、傾向を見ていこう。

●人気
1番人気 4-1-1-2
2番人気 1-2-1-4
3番人気 1-2-3-2
4番人気 0-0-0-8
5番人気 0-1-2-5
6番人気 2-1-0-5
7番人気 0-0-0-8
8番人気 0-0-1-7
9番人気 0-0-0-8
10番人気 0-0-0-8
11番人気 0-1-0-7
12番人気 0-0-0-8
13番人気 0-0-0-8
14番人気 0-0-0-8
15番人気 0-0-0-8
16番人気 0-0-0-8

開催年 3着内人気
2019年 6-2-3
2018年 1-3-5
2017年 3-6-8
2016年 1-3-5
2015年 6-1-2
2014年 2-5-1
2013年 1-2-3
2012年 1-11-3

1番人気は、4勝1連対1複勝と、まずますの成績。
連対で見ると、1、2、3、6番人気が中心。
3連に広げても8番人気以下が絡んだのは、2017年と2012年の2回のみ。
実質、6頭立て。

 

●馬齢
4歳 1-4-2-22
5歳 6-1-1-17
6歳 1-2-4-28
7歳以上 0-1-1-37

5歳>4歳>6歳>7歳以上という順。
明け4歳よりも、充実の5歳が圧倒的な勝率。
7歳以上からは、勝ち馬は出ていない。

 

●所属
関東 1-1-1-22
関西 7-7-7-80

西高東低が明らかで、関西馬優勢。

 

●枠順 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 1-1-1-13 6.3% 12.5% 18.8%
2枠 0-3-3-10 0.0% 18.8% 37.5%
3枠 0-0-1-15 0.0% 0.0% 6.3%
4枠 0-1-1-14 0.0% 6.3% 12.5%
5枠 5-0-0-11 31.3% 31.3% 31.3
6枠 1-1-1-13 6.3% 12.5% 18.8%
7枠 1-0-1-14 6.3% 6.3% 12.5%
8枠 0-2-0-14 0.0% 12.5% 12.5%

一体、3枠と5枠に何があるのか?と思ってしまう傾向だが、それ以外は、大差なく、有利不利はない。(が5枠はどうしても気になる)

 

●脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-2-0-6  0.0% 25.0% 25.0%
先行 5-4-2-18 17.2% 31.0% 37.9%
差し 3-2-4-38  6.4% 10.6% 19.1%
追込 0-0-2-42  0.0%  0.0%  4.5%

上り3番時計以内 7-0-6-14
上り4番時計以下 1-8-2-90

先行>差し>逃げ>追込の順だが、先行が圧倒的。
先行から上りの脚のある馬が勝ち馬に該当するが、連対という枠に広げると、そこまで上りの脚が無くても残れる。

 

●前走クラス 成績 勝率 連対率 複勝率
地方 4-4-1-18 14.80% 29.60% 33.30%
G1  1-2-0-5 12.50% 37.50% 37.50%
OP  2-0-1-18 9.50% 9.50% 14.30%
G3  1-2-3-44 2.00% 6.00% 12.00%
G2  0-0-3-2  0.00% 0.00% 60.00%
3勝  0-0-0-10 0.00% 0.00% 0.00%

勝ち馬は、地方>G1>OP>G3の順。
要するに、一線級 VS 上り馬ということだが、3勝クラスからでは勝負にならない。

 

●前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
名古屋大賞典 4-3-0-4 36.4% 63.6% 63.6%
仁川S 2-0-0-6 25.0% 25.0% 25.0%
チャンピオズC 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
平安S 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
マーチS 0-2-3-44 0.0% 4.1% 10.2%
ダイオライト記念0-1-1-6 0.0% 12.5% 25.0%
フェブラリS 0-1-0-4 0.0% 20.0% 20.0%
JCダート 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
東海S 0-0-3-1 0.0% 0.0% 75.0%
総武S 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%
その他 0-0-0-46 0.0% 0.0% 0.0%

名古屋大賞典組が優勢。
出走数の割には、マーチS組は、それほどでもない。
勝ち馬は、名古屋大賞典、仁川S、チャンピオンズC、平安Sから。

 

●前走人気
前走1人気 6-2-1-14
前走2人気 0-1-2-12
前走3人気 0-2-1-9
前走4人気 1-0-0-12
前走5人気 0-0-2-10
前走6人気以下 1-3-2-47

勝ち馬は、1番人気が中心だが、連対、複勝となると6番人気まで広げる必要がある。

 

●前走着順
前走1着 5-2-1-21
前走2着 0-3-2-8
前走3着 1-1-0-6
前走4着 1-1-0-8
前走5着 0-0-0-7
前走6着以下 1-1-5-53

勝ち馬は、1着馬が中心。
連対も、4着以内と見て良さそう。

 

●前走距離
同距離 1-3-7-59
延長  0-1-0-16
短縮  7-4-1-29

距離短縮が優勢。
逆に延長は割引。

 

●注目馬
クリンチャー
予想オッズ1番人気◎ 6歳▲ 栗東◎ 差し○ 上り時計◎ 前走・マーチS4番人気2着△
2走前の仁川Sからダートに転向し、いきなり0.1秒差2着と結果を出した。
前走のマーチSでも、躓きながらも、上り1番時計36.7で、タイム差無しの2着と好走。
3歳時に京都新聞杯(G2)を勝った馬が、ダートでどうかと言われれば、完全にダート馬として扱って良い結果が出てはいるが、それでも、リステッド競走 2着、ハンデG3 2着という程度。
有力馬の一頭であることには間違いないが、抜けた1番人気という扱いには届かない。

ベストタッチダウン
予想オッズ2番人気▲ 4歳○ 栗東◎ 逃げ△ 上り時計○ 前走・北山S1番人気1着×
6走前になる昨年6月にダートへ転向していらい、3、2、1、1、1着と、目下3連勝中の上り馬。
3走前には、同コースで2着に1.7秒差を付ける圧勝劇を演じている。
休養明けの前走でも、0.5秒差と完勝しており、脚質、前走は、傾向からはマイナスだが、要注意な一頭。
道悪実績もあり、脚抜きの良い馬場になると、止まらない可能性もある。

ロードゴラッソ
予想オッズ3番人気○ 5歳◎ 栗東◎ 先行◎ 上り時計◎ 前走・名古屋大賞典4番人気1着◎
傾向から見ると1番人気で良い結果が出ているのが同馬。
昨年の9月にシリウスS(G3)を勝っており、中央重賞制覇も済んでいる。
前走の名古屋大賞典(G3)では、重馬場で、6番手から上り時計36.4秒を繰り出し1着。
雨が降るようなら、再現も十分。

●まとめ
人気上位から8番人気辺りまでへ流す買い方で良さそうな一戦。
注目は、クリンチャーなのだが、書いた通り、「ダートでどうか?」と思い、ここ2戦を見た限りでは、通用するという結論で良いと思うが、重賞級か?G1級か?となると少々の疑問は残る。
傾向からは、馬券を優先に考えるとロードゴラッソを中心に流し馬券が吉に見えるが、リーディングに拘る川田が選択したベストタッチダウンの方が魅力的に映る。
どの馬にも勝ち馬となる力は備わっていると思われ、あとは、どれが5枠に入るか?か。

(編集長・katsu)
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